夢と歴史と絶景。ベイリゾートを凝縮体験。
東京ディズニーリゾート®
世界屈指のテーマパーク。シーとランド、2つのパークで
夢のような一日を満喫。季節限定イベントや花火も必見。
成田山新勝寺
平安時代創建の真言宗大本山。巨大な不動明王を祀り、
初詣参拝者数は全国トップクラス。門前町の鰻も名物。
鋸山 日本寺
房総の絶景スポット「地獄のぞき」と高さ31mの大仏が名物。
ロープウェイ利用で気軽に断崖の大パノラマを楽しめます。
子供から大人まで楽しめる夢と魔法の王国。
夢と魔法の王国で世界中の人々を魅了するテーマパークです。
東京ディズニーランドは東京ディズニーリゾート内にあるディズニーのテーマパークです。高さ51メートルのシンデレラ城をシンボルに、7つのテーマランドで構成されています。
パーク内ではクラシックなアトラクションから最新のライドまで、多彩な乗り物やショーを楽しむことができます。季節ごとのパレードやイベントも充実しており、一年中いつ訪れても新しい発見があります。
1983年の開園以来、日本のみならず海外からも多くのゲストが訪れる人気スポットとなっています。2020年には『美女と野獣』エリアが新設されるなど常に進化を続けており、世代を超えて愛されるテーマパークです。
周辺にはオフィシャルホテルや商業施設も整備され、1日では遊びきれないほどの魅力があります。家族連れやカップル、ご友人同士で、一歩踏み入れれば誰もが笑顔になれる夢の国です。
海をテーマに冒険とロマンにあふれたディズニーパーク。
海をテーマにした世界で唯一のディズニーテーマパークです。
東京ディズニーシーは東京ディズニーランドに隣接するテーマパークで、異なる7つの「海」にまつわるテーマポートで構成されています。プロメテウス火山を中心とした幻想的な風景が広がり、大人も楽しめる落ち着いた雰囲気が特徴です。
パーク内では「ソアリン:ファンタスティック・フライト」や「トイ・ストーリー・マニア!」、「センター・オブ・ジ・アース」など人気のアトラクションが目白押しです。昼夜で表情を変える水上ショーやイルミネーションも見所で、ロマンチックな雰囲気の中で冒険を体験できます。
2001年の開園以来、高いテーマ性と美しい景観で多くのゲストを魅了しています。2024年には新エリア「ファンタジースプリングス」のオープンが予定されており、ますます目が離せない存在です。
レストランやショップも充実しており、アルコール提供もあるため大人の休日にも最適です。東京ディズニーランドと合わせて訪れることで、ディズニーの世界を存分に満喫することができるでしょう。
1000年以上の歴史を持つ成田詣でで有名な古刹。
年間参拝者が千万人を超える関東屈指の古寺です。
成田山新勝寺は940年創建と伝わる真言宗智山派の大本山で、不動明王を本尊としています。江戸時代には成田詣でが流行し、現在でも初詣には毎年300万人以上が訪れるなど、千葉県を代表する寺院です。
広大な境内には荘厳な本堂や三重塔、重要文化財の釈迦堂など見どころが満載です。毎日行われる護摩祈祷では、僧侶が炎を焚いて祈願する迫力ある儀式を間近で見学できます。
奥の成田山公園は四季折々の景観が美しく、梅や紅葉の名所としても知られています。池や滝が配された日本庭園で、参拝後に静かな散策を楽しむことができます。
門前町の成田山表参道には老舗のうなぎ料理店や土産物店が軒を連ね、参拝客で賑わいます。歴史と文化が息づく成田山新勝寺は、心安らぐひとときを過ごせる霊場です。
シャチのダイナミックなショーで有名な海のテーマパーク。
豪快なシャチのショーが名物の大規模水族館です。
鴨川シーワールドは太平洋に面した場所にある海洋テーマパークです。館内外のプールで飼育されているシャチやイルカのパフォーマンスが特に有名で、ジャンプやスプラッシュに観客は大興奮します。
イルカやアシカ、ベルーガ(白イルカ)など多彩な海の生き物によるショーが一日に何度も開催され、子供から大人まで笑顔になれるエンターテインメントを提供しています。展示エリアでは熱帯の魚やペンギン、ウミガメなど約800種の生き物を間近に観察できます。
1970年の開業以来、関東を代表する人気スポットとして親しまれてきました。敷地内には鴨川シーワールドホテルも併設されており、泊まりがけでゆっくりと海の世界を満喫することもできます。
太平洋を望むロケーションも魅力の一つです。海風を感じながら一日を過ごせる鴨川シーワールドは、家族旅行やデートに最適なスポットとして幅広い世代に愛されています。
国家鎮護の歴史を持つ東国随一の由緒ある大神宮。
2600年以上の歴史を伝える関東屈指の古社です。
香取神宮(かとりじんぐう)は香取市に鎮座する古社で、日本神話の時代(紀元前)に創建されたと伝わります。鹿島神宮(茨城県)・息栖神社(茨城県)と共に東国三社の一つに数えられ、古来より国家鎮護の神として朝廷や武将から篤く崇敬されてきました。
広大な社域はうっそうとした森に包まれ、参道を進むと重厚な朱塗りの楼門が迎えてくれます。重要文化財に指定された本殿は黒漆塗りに金箔を施した荘厳な建築で、その威厳ある佇まいに心が洗われるようです。
境内には要石(かなめいし)と呼ばれる霊石や、勝石(かちいし)などの見どころも点在し、古来からの信仰の深さを感じられます。毎年正月や祭礼時には多くの参拝者で賑わい、特に初詣や香取神宮御田植祭は有名です。
静寂に包まれた森の中、悠久の歴史を感じながら参拝できる香取神宮は、心身を清め新たな力を授けてくれるパワースポットです。神聖な空気の中で深呼吸すれば、日常の喧騒を忘れ穏やかな気持ちになれるでしょう。
動物ふれあいと四季の花々を楽しめる房総の人気牧場。
動物たちとの触れ合いと季節の花が楽しめる観光牧場です。
マザー牧場は鹿野山の山頂付近に広がるファームテーマパークです。広大な牧草地には牛や羊、アルパカなどが放牧され、のんびりとした牧歌的な風景が広がります。
園内では動物とのふれあいイベントが充実しており、牛の乳しぼり体験や子ブタのレース、ヒツジの大行進ショーなどユニークなプログラムが人気です。ポニー乗馬や小動物との触れ合いコーナーもあり、子どもたちに大好評です。
また、季節ごとの花畑も見逃せません。春は一面の菜の花やサクラ、初夏にはネモフィラ、秋にはコスモスと、色とりどりの花畑が山あいを彩ります。冬季にはイルミネーションイベントも開催され、幻想的な光景が楽しめます。
自家製の牛乳やソフトクリーム、ジンギスカン料理など牧場ならではのグルメも充実しています。一日かけて遊べるマザー牧場は、ファミリーからカップルまで多くの人々に愛される房総の定番スポットです。
断崖の展望と巨大仏像が圧巻の房総の霊場。
迫力の絶景と日本最大級の石仏が拝める山岳寺院です。
鋸山(のこぎりやま)は房総半島西部に位置する標高329mの山で、鋸の歯のような岩肌が特徴です。山頂へはロープウェーでも登ることができ、東京湾や富士山まで望む雄大なパノラマが楽しめます。
山中には約1300年前創建の古刹・日本寺があり、敷地内に高さ31mの日本一大きな石造大仏「薬師瑠璃光如来」像が鎮座しています。この圧倒的なスケールの仏像は一見の価値があります。
また、岩壁から突き出た「地獄のぞき」と呼ばれる展望スポットも人気です。足元に絶壁が広がるスリル満点の眺望は訪れる人々を驚嘆させます。周辺には千五百羅漢と呼ばれる石仏群も点在し、静かな森の中で神秘的な雰囲気を醸し出しています。
鋸山の遊歩道はよく整備されており、ハイキングコースとしても親しまれています。歴史的遺産と自然美が融合した鋸山・日本寺は、心身をリフレッシュさせてくれるパワースポットとして人気を博しています。
海上に浮かぶ人工島の絶景パーキングエリア。
東京湾の真ん中に位置する眺望抜群のサービスエリアです。
海ほたるパーキングエリアは、神奈川と千葉を結ぶ東京湾アクアライン上にある人工島のサービスエリアです。まるで海に浮かぶ船のような5階建ての建物で、ドライブ途中の休憩だけでなく目的地として訪れる人も多い人気スポットです。
屋上の展望デッキからは東京湾を360度見渡すことができ、晴れた日には東京スカイツリーや富士山まで一望できます。夜には対岸の工場夜景や橋梁のライトアップが輝き、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
フロア内にはレストランや土産物店が充実しており、千葉・神奈川両県の名産品や海ほたる限定グッズを買い求めることができます。海を眺めながら足湯に浸かれるスポットもあり、ドライブの疲れを癒やすことができます。
技術の粋を集めた海上構造物として見応えがあるだけでなく、レジャー施設さながらの楽しみが詰まった海ほたる。非日常的なロケーションでリフレッシュできる、とっておきの休憩スポットです。
日本で一番早い初日の出が拝める関東最東端の灯台。
日の出の名所として知られる白亜の歴史的灯台です。
犬吠埼灯台(いぬぼうさきとうだい)は、銚子市の犬吠埼に立つ明治時代建造の灯台です。1874年に英国人技師によって設計され、日本の近代化を象徴する西洋式灯台の一つとして国の登録有形文化財にも指定されています。
灯台内部は一般公開されており、らせん階段を登った先の展望デッキからは太平洋の大海原を一望できます。特に元旦の朝には「日本一早い初日の出」を拝むスポットとして多くの人が訪れ、水平線から昇る荘厳な朝日が観賞できます。
周辺は公園として整備され、岬の遊歩道を散策しながら潮風を感じることができます。近くには犬吠埼温泉郷もあり、灯台見学と合わせて温泉でゆったり過ごす旅程もおすすめです。
青空に映える白い塔と力強い光で航路を照らす犬吠埼灯台は、絶景と歴史を同時に楽しめるスポットです。太平洋の雄大さを実感できる岬のシンボルとして、多くの観光客に親しまれています。
全長66km、日本屈指の長さを誇る雄大な砂浜海岸。
果てしなく続く白い砂浜が印象的な太平洋岸の海岸線です。
九十九里浜(くじゅうくりはま)は、千葉県東部の太平洋沿岸に約60kmにわたって連なる日本有数の砂浜海岸です。遠浅で波打ち際が広く、開放的な景色が広がることから、多くの海水浴客やサーファーに親しまれています。
浜辺は砂質が柔らかく、夏には海水浴や浜遊びを楽しむ家族連れで賑わいます。また、一年を通じてサーフィンのメッカとして知られ、初心者から上級者まで波乗りを満喫しています。2021年の東京オリンピックではサーフィン会場にもなり、その名が世界に知られました。
海岸線沿いには道の駅や海産物店が点在し、名産のイワシを使った料理やハマグリなど海の幸も味わえます。広々とした砂浜に打ち寄せる波音を聞きながらの散策は、日常を忘れてリフレッシュできるひとときです。
夕暮れ時には水平線に沈む夕日が美しく、ロマンチックな光景が広がります。雄大な九十九里浜は、千葉の海の魅力を象徴する景勝地として多くの人々を惹きつけています。
幻想的なハート形の光景が話題を呼ぶ神秘の滝。
洞窟から差し込む光が作り出す絶景で知られる滝です。
濃溝の滝(のうみぞのたき)は君津市の清水渓流公園内にある小さな滝で、洞窟の中を流れる独特の景観が特徴です。朝日が差し込む特定の時期・時間帯には、水面にハート形の光の輪が浮かび上がる現象がSNSを中心に話題となりました。
滝そのものは落差数メートルほどですが、周囲を包む森と洞窟が醸し出す神秘的な雰囲気は格別です。苔むした岩肌や澄んだ流れが美しく、訪れる人々はまるでジブリ映画のワンシーンのようだと感嘆します。
清水渓流公園内には遊歩道が整備されており、滝以外にも清流沿いの散策が楽しめます。夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々で異なる表情を見せるため、季節を変えて訪れるリピーターも多いスポットです。
近年注目を集めたことで訪問者も増えましたが、早朝や平日に行けば静かに絶景を堪能できます。自然が生み出す奇跡の光景・濃溝の滝は、心洗われる癒しの場として人気上昇中です。
紅葉名所として知られる房総随一の渓谷美。
豊かな森林と渓流が織りなす癒やしのハイキングスポットです。
養老渓谷(ようろうけいこく)は市原市から大多喜町にまたがる養老川沿いの渓谷で、房総半島有数の景勝地です。緑深い森林と清流が作り出す涼やかな空気の中、遊歩道を歩けばマイナスイオンをたっぷり感じられます。
特に秋の紅葉シーズンには渓谷一帯が鮮やかな赤や黄色に染まり、多くの観光客で賑わいます。落差20mの粟又の滝(養老の滝)やもみじ谷など絶好の紅葉スポットが点在し、その美しさは息を呑むほどです。
渓谷沿いには所々に温泉宿もあり、ハイキングの後に温かい湯で疲れを癒すこともできます。小湊鐵道・いすみ鉄道のローカル列車を乗り継いで訪れる旅情あふれるルートも人気です。
都心からの日帰り旅行先として四季を通じて楽しめる養老渓谷は、自然散策や写真撮影が好きな方にとって格好の目的地です。渓流のせせらぎと鳥のさえずりに包まれながら、ゆったりと流れる時間を味わうことができます。
小江戸と称される水郷の歴史的町並み。
江戸情緒あふれる伝統的建造物が立ち並ぶ商人の町です。
佐原(さわら)は香取市にある利根川水系の小野川沿いに発達した商家町で、「小江戸」とも称される風情豊かな町並みが残っています。川沿いには江戸〜明治期に建てられた木造の蔵や町家が立ち並び、その景観は重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
樹齢300年を超える柳の木が川面に枝を垂らし、情緒ある石畳の川岸を小舟がゆったりと行き交います。観光舟運では船頭さんの案内で町を川から眺めることができ、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
伊能忠敬記念館や旧宅、歴史ある酒蔵など見所も豊富です。日本地図を完成させた偉人・伊能忠敬が暮らした町としても知られ、彼の足跡を辿りながら散策するのも一興です。
夏と秋には佐原の大祭(山車祭り)が開催され、絢爛豪華な山車が町を練り歩き大いに賑わいます。四季を通じて美しい佐原の町並みは、江戸の面影と水郷ならではの風雅を今に伝える貴重な観光地です。
童話の世界をテーマに自然と遊具が融合したファミリー向け公園。
デンマークの童話をモチーフにした体験型の大型公園です。
ふなばしアンデルセン公園は、船橋市郊外に広がる東京ドーム8個分もの敷地を持つ総合公園です。デンマークの童話作家アンデルセンにちなみ、風車や農家を模した建物が点在し、異国情緒漂う雰囲気となっています。
園内は5つのゾーンに分かれ、子ども美術館ゾーンでは工作体験や絵画展示が楽しめ、ワンパク王国ゾーンでは日本有数の規模を誇るフィールドアスレチック(冒険遊具)が人気です。ポニーに乗れるどうぶつふれあい広場や、水遊びができるじゃぶじゃぶ池もあり、一日中遊び尽くせます。
春にはチューリップやポピー、秋にはコスモスなど、季節の花々が園内を彩り、ピクニックを楽しむ家族連れで賑わいます。シンボルの風車周辺は写真スポットとしても人気です。
地元のみならず遠方からも年間多くの人が訪れ、TripAdvisorのテーマパークランキングで上位に選ばれた実績もあります。豊かな自然と遊びが融合したアンデルセン公園は、子どもから大人まで笑顔になれるファミリースポットです。
レッサーパンダ「風太くん」で一躍有名になった親しみやすい動物園。
家族でゆったり楽しめる自然豊かな市営動物公園です。
千葉市動物公園は千葉市若葉区にある広大な動物園で、約100種の動物を飼育展示しています。2005年に立ち上がるレッサーパンダ「風太くん」がテレビで紹介され一躍全国区の人気となり、それ以来レッサーパンダはこの動物園のシンボル的存在です。
園内は動物の生息地ごとにエリアが分かれ、キリンやシマウマなどがのびのび暮らす草原ゾーンや、ライオン・チーターなどがいるアフリカンサバンナゾーン、レッサーパンダやお猿が愛嬌をふりまく小動物ゾーンなど見応え十分です。
ふれあい動物の広場ではモルモットやヤギと触れ合え、子どもたちに大人気です。また、小型遊園地も併設されており、観覧車やミニ鉄道など簡易なアトラクションも楽しめます。
植物園や鳥類センターも備えた緑豊かな環境の中、ピクニック気分で一日過ごせるのも魅力です。市街地からアクセスしやすく、週末のお出かけスポットとして親しまれる千葉市動物公園は、大人も子供も笑顔になれる憩いの場です。
江戸から明治期の房総の町並みを再現した体験型博物館。
昔の房総の暮らしを体感できる野外博物館です。
房総のむらは印旛郡栄町にある千葉県立の体験博物館です。広い敷地内に江戸時代から明治時代にかけての房総地域の街並みや農村風景を再現しており、タイムスリップしたような気分で散策できます。
商家や農家、武家屋敷などの建物が往時の姿そのままに立ち並び、それぞれの建物内では伝統工芸の実演や農具の展示を見ることができます。実際に和紙すきや藍染め、そば打ちといった体験教室に参加することもでき、楽しく日本の伝統文化に触れられます。
江戸時代の衣装を着て町歩きを楽しめるレンタル着付けサービスもあり、観光客にも人気です。映画やドラマのロケ地として使われることも多く、本格的な町並みセットの中で記念撮影をするのも醍醐味です。
四季折々で農村の景色も変化し、春の花畑や秋の稲刈り体験などイベントも盛りだくさんです。房総のむらは、見て・触れて・体験して学べる、生きた郷土史のテーマパークとして家族連れに親しまれています。
日本の歴史と文化を網羅的に紹介する国内唯一の国立歴史博物館。
先史時代から現代まで日本の歴史を学べる大型博物館です。
国立歴史民俗博物館(通称:歴博)は佐倉市の旧佐倉城址に位置する、日本で唯一の国立の歴史博物館です。旧石器時代から現代に至るまで、日本の歴史と民俗文化を総合的に展示しており、その充実した内容から歴史好きにはたまらないスポットとなっています。
広大な館内は時代ごとのテーマに沿った常設展示室が6つあり、縄文土器や古墳時代の出土品、平安・戦国・江戸期の貴重な資料、昭和の暮らしの道具まで、多岐にわたる実物資料や再現模型が並びます。江戸の町並みを再現した大型ジオラマや農村の生活空間の復元展示など、臨場感あふれる展示も見どころです。
映像や体験コーナーも随所に設けられ、子どもから大人まで楽しみながら日本の歴史を理解できる工夫がされています。季節ごとに企画展も開催され、特定の時代やテーマに焦点を当てた展示も好評です。
博物館の立地する佐倉城址公園は桜の名所としても知られ、春には美しい景色を楽しめます。歴博で知識を深め、隣接する公園で自然を満喫することで、心豊かな一日を過ごせるでしょう。
武家屋敷の歴史薫る城跡と四季の自然が調和する憩いの公園。
江戸時代の城跡を整備した緑豊かな歴史公園です。
佐倉城址公園(さくらじょうしこうえん)は、江戸時代に堀田氏の居城であった佐倉城の跡地を整備した広大な公園です。城の建物は現存しませんが、土塁や空堀が当時の名残をとどめ、歴史の雰囲気を感じながら散策できます。
園内には武家屋敷(旧堀田邸や旧河原家住宅など)が移築・保存されており、当時の武士の暮らしぶりを垣間見ることができます。春には約1100本の桜が咲き誇り、お花見スポットとしても有名で、ふわりと薄紅色に彩られた風景は多くの人々を魅了します。
また、四季折々の自然が美しいのも特徴で、新緑や紅葉、雪景色など季節ごとに異なる表情を見せます。園内をゆっくり歩けば、小川のせせらぎや野鳥のさえずりに心癒やされるでしょう。
敷地内には前述の国立歴史民俗博物館も隣接しており、歴史学習と合わせて訪れる人も多いです。歴史と自然が調和した佐倉城址公園は、市民の憩いの場であるとともに旅人にも人気のスポットとなっています。
四季の花と冬のイルミネーションが人気の体験型テーマパーク。
花畑や遊具が揃うドイツ風情のレジャーパークです。
東京ドイツ村は袖ケ浦市の丘陵地帯に広がるテーマパークで、ドイツの田園風景をイメージした園内に季節の花々やアトラクションが点在しています。東京と名が付きますが所在地は千葉県で、都心からの日帰り圏内にあることから多くの家族連れやカップルで賑わいます。
春はネモフィラやポピー、夏はジニア、秋はコスモスと、広大な花畑が季節ごとにカラフルな景色を作り出します。中でも芝桜(シバザクラ)の丘は有名で、ピンクや白の花が一面に咲く様子は絶好のフォトスポットです。
園内には観覧車やゴーカート、パターゴルフに釣り堀など遊べる施設も充実しています。動物とのふれあいコーナーや子供向けの遊具広場もあり、一日中楽しめる工夫が盛り沢山です。
特に冬季のイルミネーションは関東有数の規模で、夜になると数百万球のLEDが園内を幻想的に彩ります。季節ごとに異なる魅力を提供する東京ドイツ村は、自然とレジャーが融合した癒やしと楽しさ満点のスポットです。
400年以上の伝統を誇る活気あふれる朝市。
日本三大朝市の一つに数えられる歴史ある市場です。
勝浦朝市(かつうらあさいち)は、勝浦市の中心街で毎朝開催される市(いち)で、400年以上前の江戸時代から続くといわれています。輪渡神社前の道路に夜明けとともに露店が立ち並び、新鮮な魚介や野菜、干物や惣菜などが所狭しと並べられます。
獲れたての魚を求める地元の人々と観光客で早朝から大変賑わい、市場独特の活気に満ちています。威勢の良い掛け声が飛び交い、旬のサザエや伊勢海老、干物、手作りの味噌・漬物など房総ならではの特産品が手頃な価格で販売されます。
勝浦朝市は高山・輪島と並ぶ日本三大朝市の一つとも称され、その規模と品揃えは関東随一です。観光客も気軽に訪れ、地元のお母さんたちとの触れ合いを楽しみながら買い物ができます。
朝市は正午頃には店じまいとなるため、早起きして出かけるのがおすすめです。市場で手に入れた干物や果物をお土産にするのはもちろん、その場で焼きたての魚介を味わったりと、勝浦朝市では旅先ならではの食の楽しみが満喫できます。
東京五輪の舞台にもなった日本有数のサーフスポット。
サーフィンの聖地として知られる雄大な太平洋岸のビーチです。
釣ヶ崎海岸(つりがさきかいがん)は長生郡一宮町にある海岸で、サーフィンの名所「志田下(しだした)」の通称でも知られています。2021年の東京オリンピック公式競技(サーフィン)会場となったことで一躍世界的にも注目を集めました。
波質が良く一年を通してサーファーが絶えないビーチで、日の出とともに多くのサーファーが波に挑む姿が見られます。初心者向けのスクールやボードレンタルショップも周辺にあり、国内外からサーフィン愛好者が集います。
ビーチ自体は白い砂浜が広がる開放的な海岸で、夏には海水浴も可能です。早朝のビーチでは朝日が水平線から昇る光景が格別で、海岸沿いに立つ鳥居越しに見る日の出は神秘的と評判です。
五輪開催を記念したモニュメントも設置され、聖地を訪れた記念写真スポットになっています。都心から比較的近い場所にありながら雄大な太平洋の波を感じられる釣ヶ崎海岸は、千葉が誇るアウトドアスポーツと自然の魅力が詰まったスポットです。
房総半島最南端に立つ白亜の灯台と雄大な水平線。
南房総のランドマークである明治期創建の灯台です。
野島埼灯台(のじまざきとうだい)は、南房総市白浜地区の野島崎に位置する灯台です。明治2年(1869年)に初点灯した歴史ある灯台で、犬吠埼灯台と同じく英国人技師によって設計されました。その白亜の姿から「白鳥の灯台」の愛称でも親しまれています。
灯台は内部が一般公開されており、螺旋階段を登って頂部の展望台に立てば、太平洋と九十九里浜方面の広大な水平線や伊豆諸島を望むことができます。海風が心地よく、晴天時には遠く富士山が顔を見せることもあります。
周辺は野島崎公園として整備され、遊歩道が巡らされています。海食によってできた岩礁や磯浜が広がり、磯遊びや釣りを楽しむ人の姿も見られます。白浜の温暖な気候から、付近には四季折々の花々が咲き、冬でも水仙が灯台周囲を彩ります。
また、灯台近くには「南房総最南端の碑」が建ち、旅の記念撮影スポットとなっています。夕暮れ時には沈みゆく夕日と灯台のシルエットが美しく、訪れる人々を魅了します。野島埼灯台は、歴史と自然を同時に感じられる南房総のシンボル的存在です。
東京湾岸を一望、夜景も楽しめる千葉市のランドマークタワー。
港町千葉のシンボルとして親しまれる展望タワーです。
千葉ポートタワーは千葉市中央区の港湾地区にそびえる高さ125mの展望塔です。1986年の千葉市制施行100周年を記念して建てられ、市民や観光客に親しまれるランドマークとなっています。
タワーの展望フロア(地上約113m)からは千葉港や市街地はもちろん、東京湾越しに幕張新都心や東京都心部の高層ビル群まで見渡すことができます。条件が良ければ富士山や東京スカイツリーが見えることもあり、昼夜問わず絶景が楽しめます。
夜にはタワー自体が季節やイベントに合わせたライトアップで彩られ、遠目にも美しい存在感を放ちます。展望フロアはデートスポットとしても人気で、ハート型のモニュメントが設置されるなどロマンチックな演出がされています。
ふもとのポートパークは緑地公園になっており、海辺の散策やバーベキューを楽しむ人々で賑わいます。千葉ポートタワーは、港町らしい風景と開放感を満喫できるスポットとして、訪れる人々に爽快な印象を与えてくれます。
300年の伝統を継承する成田山の夏祭り。
豪華絢爛な山車と活気ある雰囲気で知られる夏の大祭です。
成田祇園祭(なりたぎおんまつり)は、毎年7月に成田山新勝寺の門前町で開催される盛大な夏祭りです。約300年の歴史を持ち、成田山の御神輿と市内各町の山車・屋台が繰り出す勇壮な姿をひと目見ようと、3日間で約40万人もの人出で賑わいます。
楽曲に合わせ「エンヤーヤー」と威勢の良い掛け声を響かせながら引き回される10数台の山車は、それぞれに豪華な彫刻や人形を飾り付けた芸術品です。夕刻には提灯に灯がともり、幻想的な雰囲気の中での曳行(えいこう)は一段と見応えがあります。
成田山表参道の坂を山車が勢いよく駆け上がる姿や、各町内で披露される囃子(はやし)や踊りの競演は、祭りのハイライトとして観客を魅了します。地元の人々の熱気と一体になり、見物客も掛け声を送りながら祭りを楽しみます。
江戸情緒を今に伝える成田祇園祭は、成田の夏の風物詩です。勇壮さと華麗さが融合した伝統行事を間近で体感すれば、誰もが心躍る特別な夏の思い出となるでしょう。
渓谷美と紅葉を眺めながら癒しの湯に浸れる温泉郷。
自然美あふれる養老渓谷に点在する温泉の里です。
養老渓谷温泉郷(ようろうけいこくおんせんきょう)は、養老渓谷周辺に複数の温泉宿が集まる温泉地です。戦後にボーリングで湧出した温泉で、都心から近い秘湯として親しまれてきました。
泉質は塩化物泉を主体に鉄分を含む茶褐色の湯が特徴で、体の芯まで温まり疲労回復によいとされています。渓谷沿いの宿では露天風呂から四季折々の渓谷美を眺めることができ、特に紅葉の季節には湯浴みをしながら鮮やかな紅葉狩りを楽しめます。
温泉郷には大小様々な旅館・ホテルがあり、昔ながらの情緒ある和風旅館から設備充実のリゾートホテルまで、好みに合わせて選べます。日帰り入浴を受け付けている施設も多いので、ハイキングやドライブ途中に立ち寄って気軽に名湯を堪能できます。
都市近郊にありながら深山幽谷の雰囲気を味わえる養老渓谷温泉郷は、千葉県内随一の温泉リゾートです。渓流のせせらぎと鳥の声をBGMに、ゆったりと湯に浸かれば日頃の疲れも癒やされることでしょう。
森林の岩上に建つ、全国でも珍しい舞台造りの観音堂。
森閑とした岩山に佇む神秘的な観音霊場です。
笠森観音(かさもりかんのん)は長南町にある天台宗のお寺・笠森寺の観音堂で、その独特な建築様式で知られます。断崖の巨岩の上に四方を柱で支えられた「四方懸造(舞台造)」の堂宇は全国でも他に例を見ず、国の重要文化財に指定されています。
創建は平安時代と伝わり、坂東三十三箇所観音霊場の第31番札所として古くから信仰を集めてきました。観音堂内には十一面観世音菩薩が安置されており、開運や子授け、安産のご利益で信仰を集めています。
長い石段を登った先にそびえる観音堂からは、周囲の森を見渡す静謐な眺めが広がります。新緑や紅葉の季節には自然美と相まって一層荘厳さを増し、訪れる人々の心を打ちます。
境内は深い木立に包まれ、鳥のさえずり以外は聞こえない神聖な雰囲気です。都会の喧騒を離れ、笠森観音で祈りを捧げれば、清らかな気持ちで満たされることでしょう。
棚田百選にも選ばれた里山の原風景、美しい棚田。
四季折々に表情を変える日本の棚田百選のひとつです。
大山千枚田(おおやませんまいだ)は鴨川市平塚地区に広がる棚田群で、関東では唯一、雨水だけで耕作されている天水田の棚田です。大小合わせて375枚ほどの水田が山の斜面に階段状に連なり、その景観はまさに日本の原風景ともいえる美しさです。
春には田に水が張られ、早苗と空や雲が水面に映る幻想的な光景が広がります。夏は青々とした稲が風にそよぎ、秋には黄金色の稲穂が一面に輝きます。稲刈り後の初冬には「棚田のあかり」と称して無数のLEDが棚田を照らし出し、ほのかな灯りが点在する光景は息を呑むほどロマンチックです。
地元の農家と都市住民が協力して守る「オーナー制度」により、この美しい棚田は維持されています。田植えや稲刈り体験イベントも行われ、都市にいながら農業体験ができる貴重な場ともなっています。
訪れる際は展望スペースから全体を見渡すもよし、棚田の畦道を歩いて間近で田んぼの様子を感じるもよしです。大山千枚田は、日本の里山文化と景観美が凝縮されたスポットとして、国内外から注目を集めています。
砂洲で渡れる無人島、透明度抜群の海を持つ自然公園。
南房総の海と森の豊かな生態系を残す無人島です。
沖ノ島(おきのしま)は館山市の海岸から砂洲で繋がる小さな無人島で、島全体が自然公園として整備されています。徒歩で渡れる離れ島という特異性から探検気分が味わえ、地元の人だけでなく観光客にも人気のスポットです。
周囲の海は透明度が高く、浅瀬にはサンゴや熱帯魚も見られるほど豊かな生態系を育んでいます。夏場にはシュノーケリングスポットとして多くの人が訪れ、美しい海中景観を手軽に楽しむことができます。磯遊びや釣りを楽しむ人の姿も多く、子ども連れにも好評です。
島内には南国の雰囲気漂う照葉樹の森が広がり、遊歩道を進むと戦時中の防空壕跡や小さな祠など歴史の痕跡にも出会えます。島を一周するコースは30分ほどで、木漏れ日の中、探鳥や自然観察を楽しみながら散策できます。
ビーチから見る夕陽も格別で、穏やかな海に沈む夕日と空のグラデーションは心に残る美しさです。沖ノ島公園は手つかずの自然が残る貴重な空間であり、南房総ならではの海と森の魅力を満喫できる癒しの島です。
千葉氏の居城跡に建つ天守風建築が目を引く郷土博物館。
千葉市の歴史を伝えるシンボル的存在の城郭風博物館です。
千葉城(亥鼻城・いのはなじょう)は、千葉市中央区亥鼻公園にある城郭風建築の博物館です。戦国時代にこの地を治めた千葉氏の居館跡と伝わる場所に、昭和42年(1967年)に天守風の建物を建設し、現在は千葉市郷土博物館として市の歴史資料を展示しています。
外観は五重天守を模した堂々たる姿で、市街地からも望むことができ千葉市のランドマークとなっています。館内では中世の千葉氏に関する資料や、城下町千葉の発展、明治以降の近代化まで、郷土の歴史を幅広く紹介しています。
展示室には甲冑や古文書、民具など多彩な収蔵品が並び、千葉の歴史を学ぶことができます。天守最上階は展望室になっており、千葉市街や周辺の眺望を楽しむことができる穴場スポットです。
周囲の亥鼻公園は桜やツツジの名所でもあり、市民の憩いの場となっています。春には満開の桜と千葉城のコントラストが美しく、多くの花見客で賑わいます。歴史と景観を併せ持つ千葉城(千葉市郷土博物館)は、千葉の文化に触れられるスポットとして訪れる価値があります。