福岡で外せない観光スポットを厳選してご紹介。
福岡を代表する3つの見どころをピックアップ!
・太宰府天満宮:学問の神様、菅原道真公を祀る全国天満宮の総本宮。参道の梅ヶ枝餅も名物。
・糸島:おしゃれなカフェや工房が点在する美しい海岸エリア。桜井二見ヶ浦の夫婦岩は必見の絶景。
・中洲・天神の屋台:日が暮れると現れる福岡名物の屋台街。豚骨ラーメンや焼き鳥で、地元の人々と触れ合う夜を。
学問の神様・菅原道真公を祀る、全国天満宮の総本宮。
牛の頭を撫でて、学力アップを祈願!
学問・文化芸術・厄除けの神様として、年間約1000万人の参拝者が訪れます。菅原道真公を慕って京から一夜で飛んできたと伝わる「飛梅」はあまりにも有名です。
2023年から約3年間、御本殿は特別な仮殿で参拝可能。アートと自然が融合した、今しか見られない姿も必見です。
◆見どころ:頭を撫でると知恵を授かるといわれる「御神牛」の像は、多くの人に撫でられ頭だけピカピカです。
◆豆知識:参道名物の「梅ヶ枝餅」は、道真公の好物だったとか。店ごとに微妙に味が違うので食べ比べも一興です。
◆アクセス:西鉄太宰府駅から徒歩約5分。
日本の渚百選。海に浮かぶ白亜の鳥居と二つの岩が神秘的。
福岡屈指の絶景!夕日に染まる海と鳥居は必見!
玄界灘の美しい海岸線が続く、福岡で最も人気のドライブスポット。特に、桜井二見ヶ浦に立つ純白の鳥居と、しめ縄で結ばれた夫婦岩は糸島の象徴的な風景です。
海岸沿いにはおしゃれなカフェや雑貨店が点在しており、海を眺めながらのんびり過ごすのが最高の楽しみ方です。
◆見どころ:夏至の頃には、夫婦岩の間に夕日が沈む感動的な光景を見ることができます。
◆豆知識:この夫婦岩は、伊勢の二見浦の「朝日の二見ヶ浦」に対し、「夕日の二見ヶ浦」と呼ばれています。
◆アクセス:JR筑前前原駅からバスで約30分。車でのアクセスが便利です。
博多の夜の風物詩。那珂川沿いに灯る人情味あふれる屋台街。
ラーメン、おでん、焼き鳥…博多のうまかもんが大集合!
日が暮れると、中洲や天神の川沿いに約100軒もの屋台が出現します。ラーメンはもちろん、おでんやもつ鍋、焼き鳥など、様々な料理とお酒が楽しめます。
隣り合った客同士が自然と会話を始める、そんな温かい雰囲気が屋台の醍醐味。一杯目はビール、〆は豚骨ラーメンが博多流です。
◆見どころ:那珂川の水面に映る屋台の灯りとネオンは、歩いて眺めるだけでも価値があります。
◆豆知識:長居は無用、サクッと楽しんで次のお店へ、というのが粋な楽しみ方とされています。
◆アクセス:地下鉄中洲川端駅または天神南駅から徒歩すぐ。
どんこ舟に揺られて水郷めぐり。「九州のベニス」を体感。
船頭さんの歌声と、竿一本の妙技に酔いしれる!
城下町の掘割を「どんこ舟」と呼ばれる小舟でゆっくりと下る、約400年の歴史を持つ柳川名物の舟遊びです。
船頭さんが竿一本で巧みに舟を操り、時に歌を披露しながら、柳川の歴史や見どころを案内してくれます。
◆見どころ:季節ごとに桜や花しょうぶ、紅葉が水辺を彩り、いつ訪れても美しい景色が楽しめます。
◆豆知識:たまに橋桁ギリギリを通過するスリルも味わえます。頭をぶつけないようにご注意を。
◆アクセス:西鉄柳川駅周辺に複数の乗船場があり、無料送迎バスも出ています。
明治から大正時代の建物が残る、ノスタルジックな港町。
大正ロマンあふれる街並みを、潮風と共に散策!
かつて三大貿易港の一つとして栄えた門司港。当時の面影を残す、ネオ・ルネサンス様式の門司港駅や旧門司税関などの歴史的建造物が数多く保存されています。
夜には建物がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。ご当地グルメの「焼きカレー」は、アツアツで絶品です。
◆見どころ:恋人たちのための跳ね橋「ブルーウィングもじ」は、1日に6回、橋が音楽と共に開閉します。
◆豆知識:バナナの叩き売りの発祥地としても知られ、今でもイベントで実演が見られます。
◆アクセス:JR門司港駅を降りると、そこはもうレトロ地区です。
道主貴(みちぬしのむち)。交通安全の総本宮、世界遺産の神社。
日本神話に登場する、由緒正しき海の神様!
日本神話に登場する三女神を祀り、全国約7000社の宗像神社の総本宮。辺津宮(へつぐう)、中津宮(なかつぐう)、沖津宮(おきつぐう)の三宮を合わせた総称で、2017年に世界文化遺産に登録されました。
本土にある辺津宮の境内は、神聖な空気に満ちあふれています。
◆見どころ:本殿・拝殿は16世紀末の再建で、国の重要文化財。安土桃山時代の華やかな様式を伝えています。
◆豆知識:沖ノ島にある沖津宮は、女人禁制など厳しい掟が今も守られる神聖な場所です。
◆アクセス:JR東郷駅からバスで約12分。
博多湾を背景にした、開放感あふれる水族館。
イルカとアシカのショーは、まるで博多湾がステージ!
「九州の海」をテーマに、約350種3万点の生き物を展示する水族館。九州各地の多様な生態系を、臨場感あふれる水槽で再現しています。
一番の人気は、博多湾の景色をバックに行われるイルカ・アシカショー。開放感抜群のショープールで、ダイナミックなパフォーマンスが繰り広げられます。
◆見どころ:外洋大水槽を群れで泳ぐイワシの姿は、光を反射してきらめき、まるで銀色の竜のようです。
◆豆知識:水族館ですが、なぜかいつも併設レストランの「鯛茶漬け」が絶品だと評判です。
◆アクセス:JR海ノ中道駅すぐ。海の中道海浜公園と隣接しています。
年に2度だけ現れる「光の道」で有名な、開運の神社。
参道の先に夕日が沈む、奇跡の絶景!
全国にある宮地嶽神社の総本宮。何事にも打ち勝つ「開運商売繁盛」の神様として、篤い信仰を集めています。
2月と10月の特定時期には、参道の延長線上に夕日が沈み、美しい「光の道」が現れることで一躍有名になりました。
◆見どころ:大注連縄(おおしめなわ)、大太鼓、大鈴の3つの「日本一」も必見。特に重さ3トンの大注連縄は圧巻です。
◆豆知識:CMで有名になりましたが、「光の道」が完璧に見られるのは本当に数日だけ。見られたら超ラッキーです。
◆アクセス:JR福間駅からバスで約5分。
博多の総鎮守。「お櫛田さん」と親しまれる博多っ子の心の拠り所。
博多祇園山笠の熱気を、一年中感じられる場所!
不老長寿と商売繁盛の神様として、古くから博多の町を見守ってきた神社。博多を代表する祭り「博多祇園山笠」のフィナーレである「追い山」のスタート地点としても知られています。
博多の歴史と文化が凝縮された、まさに「博多のへそ」のような存在です。
◆見どころ:祭りで実際に使われる、高さ10mを超える豪華絢爛な「飾り山笠」が一年中展示されています。
◆豆知識:境内にある「霊泉鶴の井戸」は、一口飲めば不老長寿のご利益があるとか。
◆アクセス:地下鉄祇園駅から徒歩5分。キャナルシティ博多のすぐ近くです。
捕まえて、集めて、解き放つ!光と音が創り出すアートの森。
ここは森、それとも宇宙?新感覚のデジタルアート!
アートコレクティブ・チームラボによる「捕まえて集める森」と「運動の森」で構成される、新感覚のミュージアムです。
スマートフォンを片手に、光で描かれた動物を捕まえ、自分だけのコレクション図鑑を作っていく体験は、大人も子供も夢中になること間違いなし。床や壁が動き、自分の動きに反応する空間は、まさに非日常です。
◆見どころ:季節によって登場する動物が変化するので、何度訪れても新しい発見があります。
◆豆知識:動きやすい服装と靴がおすすめ。スカートだと、床が鏡張りの部屋で少し気まずい思いをするかもしれません。
◆アクセス:PayPayドーム隣の「BOSS E・ZO FUKUOKA」内にあります。
8000枚のハーフミラーが輝く、福岡のシンボルタワー。
地上123mから、福岡の街と海をひとりじめ!
全長234m。海浜タワーとしては日本一の高さを誇る、福岡市西副都心のランドマークです。1989年のアジア太平洋博覧会にあわせて建設されました。
展望室からは福岡市街や博多湾、美しい海岸線が一望できます。
◆見どころ:季節やイベントごとに変わるイルミネーションは必見。「夜景100選」にも選ばれる美しさです。
◆豆知識:「ミラーセイル」という愛称も。最上階には「天空ガチャ」という、スリル満点(?)のガチャガチャがあります。
◆アクセス:JR博多駅から西鉄バスで約25分。
「100億ドルの夜景」と称される、新日本三大夜景の一つ。
ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで、天空の展望台へ!
北九州国定公園に含まれる、標高622mの自然豊かな山。山頂の展望台からは、昼は壮大な景色、夜は光り輝く絶景が広がります。
特に夜景の美しさは格別で、「100億ドルの夜景」というキャッチコピーも納得のきらめきです。
◆見どころ:北九州市街はもちろん、関門海峡まで見渡せる大パノラマは圧巻です。
◆豆知識:山頂のレストランでは、絶景を眺めながらロマンチックな食事が楽しめます。プロポーズの成功率も高いとか。
◆アクセス:JR八幡駅から無料シャトルバスでケーブルカー山麓駅へ。
一日では遊び尽くせない!広大な敷地に広がる花の楽園。
サイクリングで、潮風と花の香りを満喫!
博多湾と玄界灘に挟まれた砂州「海の中道」にある国営公園。ネモフィラやバラなど、一年を通して四季折々の花が咲き誇る、まさに花の楽園です。
夏には西日本最大級の屋外プール「サンシャインプール」もオープンします。
◆見どころ:カピバラやリスザルと触れ合える「動物の森」は、子供から大人まで楽しめる人気エリアです。
◆豆知識:園内は非常に広いため、レンタサイクルで移動するのが定番。二人乗り自転車なら、楽しさも二倍です。
◆アクセス:JR海ノ中道駅を降りると、そこが公園の入口です。
縁結びの神様。人気漫画の聖地としても話題の神社。
鬼を滅する、あの聖地で良縁祈願!
古くから「縁結び・方除け・厄除け」の神様として信仰を集める、宝満山の麓の神社。人気漫画「鬼滅の刃」の発祥の地と噂され、多くのファンが訪れるようになりました。
2012年にリニューアルされた授与所は、世界的デザイナーが手がけたお洒落な空間です。
◆見どころ:境内にある「再会の木」は、好きな人との再会や、新しい出会いを願うパワースポットです。
◆豆知識:お守りの「恋守り むすびの糸」は、夢が叶うまで腕やカバンに結んでおくのが良いとされています。
◆アクセス:西鉄太宰府駅からコミュニティバスで約10分。
運河が流れる、街の中の街。一日中楽しめる複合商業施設。
噴水ショーは、もはや芸術の域!
ショッピングモール、映画館、劇場、ホテルなどが一体となった巨大複合施設。その名の通り、施設の中央には約180mの運河(キャナル)が流れています。
30分ごとに行われるダイナミックな噴水ショーは、買い物客の足を止めさせるほどの迫力。夜にはプロジェクションマッピングと融合したショーも開催されます。
◆見どころ:全国の人気ラーメン店が集う「ラーメンスタジアム」は、ラーメン好きなら外せません。
◆豆知識:施設内の「サンプラザステージ」では、毎日様々なイベントやライブが開催されています。
◆アクセス:JR博多駅から徒歩約10分。
4階と5階の大きさが逆転?ユニークな構造の「唐造り」の天守。
あの宮本武蔵も、この城と関わりが!
北九州市のシンボルとして親しまれる、白壁の美しいお城。天守閣の4階と5階の間に屋根のひさしがなく、5階の方が大きく造られている「唐造り(からづくり)」という珍しい様式です。
2019年にリニューアルされ、体験型の展示が増えました。
◆見どころ:からくりシアターや流鏑馬(やぶさめ)のゲームで、小倉城の歴史を楽しく学べます。
◆豆知識:剣豪・宮本武蔵が、養子の伊織を小倉藩に仕官させた縁で、一時期この城下に滞在していました。
◆アクセス:JR小倉駅から徒歩約15分。
恐竜の骨格標本が圧巻!地球と生命の歴史を旅する博物館。
ようこそ、恐竜たちの世界へ!
西日本最大級の自然史・歴史博物館。館内に足を踏み入れると、巨大なセイスモサウルスをはじめとする恐竜の骨格標本がお出迎え。その迫力に大人も子供も圧倒されます。
動くジオラマで再現された白亜紀の北九州や、弥生時代の暮らしの様子など、見ごたえのある展示が満載です。
◆見どころ:「いのちのたび」という壮大なテーマに、生命の神秘を感じずにはいられません。
◆豆知識:展示されている恐竜の骨格標本の多くは、本物の化石から作られたレプリカです。
◆アクセス:JRスペースワールド駅から徒歩約5分。
「筑前の小京都」と称される、風情ある城下町。
桜と紅葉のトンネルを、のんびり散策!
かつて秋月氏が治めた城下町で、今も武家屋敷や土塀が残り、美しい景観を保っています。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
藩校の門だった「黒門」や、苔むした石垣が、歴史の深さを物語ります。
◆見どころ:約500m続く「杉の馬場」は、春には桜、秋には紅葉のトンネルとなり、多くの花見客で賑わいます。
◆豆知識:名物の「葛」を使った、葛きりや葛餅は散策の合間の休憩にぴったりです。
◆アクセス:甘木鉄道甘木駅からバスで約20分。
涼を求めて人々が集う、マイナスイオンたっぷりの癒やしスポット。
夏の風物詩、そうめん流しはいかが?
標高530mの羽金山の中腹にある、落差24mの美しい滝。その名の通り、白い絹糸のように水が流れ落ちる様は、優雅で涼やかです。
周辺は「白糸の滝ふれあいの里」として整備されており、食事処や土産物店が並びます。
◆見どころ:夏期限定でオープンする「そうめん流し」は、滝の音を聞きながら楽しめる最高の贅沢です。
◆豆知識:滝の周辺にはヤマメ釣り堀や、地元の特産品を販売するお店もあります。
◆アクセス:糸島の海岸エリアから車で山道を登ります。運転にはご注意を。
豚骨ラーメン発祥の地。濃厚でコク深いスープが特徴。
博多ラーメンのルーツは、ここ久留米にあり!
今や全国区の豚骨ラーメンですが、その元祖は久留米と言われています。博多ラーメンに比べて、より濃厚で骨の髄まで炊き出した、野趣あふれるスープが特徴です。
スープを継ぎ足しながら作る「呼び戻し」という製法を守る老舗も多く、店ごとに異なる深い味わいがあります。
◆見どころ:久留米市内の複数の名店を巡り、自分好みの一杯を見つけるのが最高の楽しみ方です。
◆豆知識:久留米ラーメンの多くは、博多ラーメンより少し麺が太めなのも特徴の一つです。
◆アクセス:JR久留米駅や西鉄久留米駅の周辺に、多くの有名店が点在しています。
世界最大級のブロンズ製涅槃像(ねはんぞう)が横たわる寺。
その大きさ、自由の女神に匹敵!
篠栗四国霊場の総本寺であり、年間130万人以上が訪れる祈りの場。一番の見どころは、全長41m、高さ11mにもなる巨大な釈迦涅槃像です。
その大きさは圧巻で、足の裏に描かれた模様(仏足)に触れるとご利益があると言われています。
◆見どころ:体内には、仏様の遺骨である「仏舎利(ぶっしゃり)」が納められており、胎内参拝ができます。
◆豆知識:住職が宝くじで高額当選したことでも有名で、金運アップのパワースポットとしても人気です。
◆アクセス:JR城戸南蔵院前駅から徒歩3分。
福岡藩初代藩主・黒田長政が築いた、別名「舞鶴城」。
天守閣がないからこそ、想像力が掻き立てられる!
福岡市の中心部に広がる、総面積約48万平方メートルにも及ぶ広大な城跡。築城の名手と言われた黒田長政が、7年の歳月をかけて完成させました。
現在は市民の憩いの場である舞鶴公園として整備され、特に春は1000本もの桜が咲き誇る花見の名所となります。
◆見どころ:国の重要文化財に指定されている多聞櫓(たもんやぐら)や、美しい石垣が往時の姿を偲ばせます。
◆豆知識:天守閣は存在しなかった、もしくは早期に解体されたという説があり、今も歴史ミステリーの一つです。
◆アクセス:地下鉄「大濠公園」駅または「赤坂」駅から徒歩約8分。
福岡市民のオアシス。大きな池を囲む、水と緑の公園。
都会の真ん中で、水辺の散歩を楽しもう!
福岡城の外堀を利用し、中国の西湖をモデルに造られた全国有数の水景公園。池を貫く橋や、池の中央に浮かぶ浮見堂が美しい景観を作り出しています。
貸しボートや、池を眺められるカフェなど、楽しみ方も様々です。
◆見どころ:池の周りには約2kmの周遊道があり、ジョギングやサイクリングに最適です。
◆豆知識:園内にある福岡市美術館は、草間彌生の「南瓜」など、屋外展示も楽しめます。
◆アクセス:地下鉄「大濠公園」駅すぐ。福岡城跡と隣接しています。
「世界の絶景10」にも選ばれた、息をのむほど美しい藤のトンネル。
紫のシャワーが降り注ぐ、幻想的な花のトンネル!
4月下旬から5月上旬の開花時期のみ開園する私営の藤園。創設者が「好きな藤を好きなだけ植えたい」という思いで作り上げた、まさに藤の楽園です。
CNNに「日本の最も美しい場所31選」として選出されて以来、世界中から観光客が訪れるようになりました。
◆見どころ:約110mと80mの2つの藤棚トンネルや、巨大な藤のドームは圧巻の一言です。
◆豆知識:秋には紅葉の名所としても開園します。約700本のもみじが園内を彩ります。
◆アクセス:見頃の時期は完全予約・チケット制。JR八幡駅からシャトルバス(有料)が運行されます。
「博多の台所」と呼ばれる、活気あふれるプロ御用達の市場。
新鮮な魚介で、朝から贅沢ごはん!
大正時代に始まり、100年以上の歴史を持つ市場。約100mのアーケードには、玄界灘の新鮮な魚介を中心に、練り物や青果店など約50軒がひしめきます。
プロの料理人も仕入れに訪れるため、その品質は折り紙付き。一般客も気軽に買い物ができます。
◆見どころ:市場直営の食堂「柳橋食堂」で食べる海鮮丼や定食は、新鮮さが違います。
◆豆知識:クジラの専門店があるのも、食文化豊かな博多ならでは。珍しい部位も手に入ります。
◆アクセス:地下鉄「渡辺通」駅から徒歩約5分。
「北九州の台所」。レトロな雰囲気と人情が残る市場。
自分だけのオリジナル丼「大學丼」を作ろう!
大正時代から続く、約120店舗が軒を連ねる市場。神獄川にせり出すように建てられた建物が特徴的で、昭和レトロな雰囲気が漂います。
2022年の火災で一部が焼失しましたが、今も多くの人々の胃袋を支える、元気な市場です。
◆見どころ:市場内の「大學堂」で白ごはんを買い、市場で好きな惣菜や刺身を乗せて作る「大學丼」が名物です。
◆豆知識:「旦過」の名の由来は、旅の僧が一夜の宿(旦)を借りて、翌朝出発(過)したことから来ています。
◆アクセス:JR小倉駅から徒歩約10分。
弘法大師創建の寺。日本最大級の木造坐像「福岡大仏」は必見。
地獄の絵巻を抜けた先に、仏の光が待っている!
空海(弘法大師)が唐から帰国後、日本で最初に創建したと伝えられる由緒ある真言宗の寺院。都会の喧騒の中に、静寂な空間が広がります。
福岡藩主黒田家の墓所もあり、二代・忠之、三代・光之、八代・治高の墓が並んでいます。
◆見どころ:高さ10.8mの木造坐像「福岡大仏」は圧巻。台座内部の「地獄・極楽めぐり」はスリリングな体験ができます。
◆豆知識:本堂の奥にある回転式の本棚「六角堂」は、一回まわすと経典を全て読んだのと同じ功徳があるとか。
◆アクセス:地下鉄「祇園」駅を降りてすぐ目の前です。
博多湾に浮かぶ能古島。四季の花々が咲き誇る絶景公園。
フェリーに乗って、花の楽園へショートトリップ!
博多湾に浮かぶ能古島にある自然公園。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙と、一年中花の絨毯が広がります。
海と空の青を背景にした花畑の景色は、まさに絶景。園内にはレストランやミニ動物園、アスレチックなども完備されています。
◆見どころ:昔懐かしい町並みを再現した「思ひ出通り」では、駄菓子屋や昔のおもちゃで遊べます。
◆豆知識:万葉集にも詠まれた歴史ある島。福岡市内からフェリーでわずか10分で別世界が待っています。
◆アクセス:姪浜渡船場からフェリーで能古島へ。島内は西鉄バスが便利です。
全国に2000社以上ある住吉神社の中でも、最も古いとされる神社。
古代の力士像に触れて、パワーをいただこう!
航海の神、そして相撲の神として全国的に信仰される住吉三神を祀っています。本殿は「住吉造」と呼ばれる古代の建築様式で、国の重要文化財です。
その直線的なデザインは、伊勢神宮や出雲大社と並び、日本古来の神社建築様式を伝えています。
◆見どころ:境内にある古代力士像の手に触れると、心身に力がみなぎると言われています。
◆豆知識:博多駅から徒歩圏内とは思えないほど、静かで緑豊かな空間。都会のオアシスです。
◆アクセス:JR博多駅から徒歩約10分。
昭和の面影を色濃く残す、現役の芝居小屋。
奈落の底から舞台裏まで、芝居小屋のすべてを探検!
かつて炭鉱で栄えた筑豊の中心地・飯塚にある、昭和6年築の芝居小屋。木造2階建てで、客席が平らな土間と升席(ますせき)という伝統的な造りです。
現在も大衆演劇やコンサートが開催され、多くの人に愛されています。
◆見どころ:公演がない日は館内見学が可能。人力で動かす廻り舞台や花道下の「奈落」など、舞台裏を探検できます。
◆豆知識:幾度もの水害を乗り越え、その度に全国からの支援で復活してきた、不屈の劇場です。
◆アクセス:JR飯塚駅からバスで約5分、「嘉穂劇場入口」下車。