福島で外せない観光スポットを厳選してご紹介。
福島を代表する3つの見どころをピックアップ!
・会津若松城(鶴ヶ城):白壁と五層の天守が美しい“会津の象徴”。桜の名所としても有名。
・大内宿:江戸時代の宿場町が残る茅葺き屋根の集落。名物「ねぎそば」を手づかみで味わう体験を。
・五色沼:五色に変化する神秘のカルデラ湖。遊歩道から四季折々の絶景を間近に楽しめる自然美。
幕末の悲劇を伝える赤瓦の天守閣がシンボル。戊辰戦争の舞台となった難攻不落の名城。
赤瓦チョイスは“雪国最強プロテクター”だった!
2011年の大改修で真っ赤に染められた瓦。実はこの赤、単なる装飾じゃなくて、厳寒と重雪を防ぐ高耐久の釉薬瓦なんです。切迫した会津の冬もものともしない“氷雪の壁”が、城を守り抜いた秘密兵器に。
そもそも戊辰戦争、一か月もの籠城戦を支えたのは瓦だけじゃない。枡形虎口の“迷路”設計と、鉄製の跳ね上げ門「鉄扉(くろがねもん)」が新政府軍を翻弄。まるで要塞ゲームのリアル版!
さらに熱いのが女性たちの奮闘。新島八重が男装して狙撃、濡れ布団で不発弾を処理…“女だてら”じゃない総力戦の立役者だったんです。
春には1000本の桜が舞い降りる絶景に。これ、実は明治以降に植えられた“復興の桜”。瓦と同じく、会津の誇りを象徴する希望の花なんですよ。
江戸時代の宿場町の面影を残す茅葺き屋根の集落。ねぎ一本で蕎麦を食べる「ねぎそば」が名物。
「売らない・貸さない・壊さない」は400年の誓い!
1981年に国の保存地区に指定された大内宿。地元民が守り続ける“三原則”が本気すぎて、なんと400年以上も茅葺屋根が風景そのものに。まさにタイムカプセル村!
そして「ねぎそば」。長ネギ一本を使うそのスタイル、実は薬味兼用&抗菌効果バッチリの合理主義。江戸の旅人は一杯で体も心もポカポカに。
9月1日は“文化財バトル”でも有名な防災訓練デー。共同作業で放水銃を一斉噴射!水柱が茅屋根を叩く光景は、伝統を守る熱意の祭典みたいです。
冬は雪囲い、その技術も結(ゆい)の精神から発展。春夏秋冬、地元の絆が生んだ風景美を、ぜひ体感してください。
福島県会津若松駅から新潟県小出駅まで135.2kmを結ぶローカル線。只見川に架かる第一只見川橋梁は「水鏡」「川霧」に包まれる絶景スポット。
只見線は“復活の奇跡路線”だった!?
2004年の豪雨で路盤が崩壊し、一時は廃線の危機に。だが地元自治体と鉄道ファンが手を取り合い、ボランティア延べ2万人超の力で三年かけて復旧──まさに“鉄路のリボーンストーリー”。
橋梁のレンガ積みアーチは1913年開通当時のオリジナルを継承。錆びたレールと苔むす枕木が織りなす“鉄道と自然のタイムカプセル”は、乗る人すべてをノスタルジックに誘います。
春の薄霧に浮かぶ新緑、夏の深緑、秋の燃える紅葉、冬の雪景色…四季を映す只見川の「水鏡」は、撮影難易度が高いほど美しいと言われる“幻の瞬間芸術”。
道の駅尾瀬街道みしま宿から徒歩15分の展望台では、コーヒー片手に列車が川を渡る瞬間をじっくり狙える“只見線フォト・サンクチュアリ”として密かな聖地になっています。
全長4.2kmの大規模鍾乳洞。多彩な鍾乳石が「東洋一」と称される地底の博物館。
偶然の採掘口が開いた8000万年の地下劇場
1969年、石灰岩採掘中にポッカリ現れた洞口が入口。地底で育まれたクリスタルカーテンやリムストーンプールは、長い年月が生んだ自然のオーケストラです。
洞内最大の「滝根御殿」は高さ29mの鍾乳石群が天井から垂れ下がる光景。ライトアップされた姿はまるで地下の宮殿!
探検コースでは丸太はしごや飛び石を越え、未公開エリアへアドベンチャー。暗闇の先に広がる未知の空間は冒険心をくすぐります。
希少な洞窟真珠や石筍の成長速度は年1mm未満。まさに人間の寿命をはるかに超えた“時間の芸術”がそこにあります。
推定樹齢1000年超のベニシダレザクラ。日本三大桜に数えられる国の天然記念物。
千年を超えて流れ落ちる桜の滝!
大正11年に日本初の桜天然記念物に指定。高さ25mの枝垂れ具合は、満開時にまるで桜の滝が流れ落ちる迫力!
伝説では坂上田村麻呂が手植えしたとも言われ、歴史と自然が交錯するロマンあふれる一本桜です。
町名「三春」は梅・桃・桜が同時に咲く「三つの春」が語源。開花期は桃源郷のような幻想世界へ誘われます。
花見期間中は臨時バス「滝桜号」が運行し、町全体が桜一色に染まる光景はインスタ映え確実です。
阿賀川の浸食が生んだ塔状断崖が200m続く国の天然記念物。渓谷美と吊り橋が見どころ。
“へつり”は会津弁で断崖の絶景ギャップ!
「へつり」とは会津地方の方言で「川沿いに切り立つ崖」の意。数百万年の阿賀川浸食が生んだ岩柱はまるで自然の彫刻。
藤見橋を渡ると、かつて物資を運んだ古道の跡や虚空蔵菩薩を祀る祭壇が点在し、信仰と地質学が交差するミステリアスな空間に。
春の新緑、夏の深緑、秋の燃える紅葉、冬の雪景色…どの季節も全く違う表情を見せるからリピーターが絶えません。
断崖に設置された展望デッキからの眺望は、阿賀川の流れと「へつり」の絶壁が一望できるフォトジェニックスポットです。
飯盛山に建つ二重らせん構造の仏堂。世界でも類を見ない木造建築の重要文化財。
すれ違わない構造は“近代建築の原型”!
1796年に建立された二重らせんの内部通路は、上りと下りが完全に分離。階段ではなくスロープ設計で、一切すれ違わずに参拝できる画期的な巡礼装置です。
本堂にはかつて西国三十三観音が壁一面に並び、歩くだけで33箇所を巡った御利益と同じ効果が得られる“巡礼ミュージアム”でもありました。
名称の由来は貝殻のサザエに似た外観。風雨に耐えるための丸い形が、まるで天然のシェルターのような機能美をもたらしています。
「ダ・ヴィンチの隠れ階段説」も囁かれるミステリアスな構造。建築ミステリーを解き明かすツアーも人気です。
日本で4番目に広い湖。「天鏡湖」と呼ばれる高い透明度と四季折々の景観が美しい。
「天鏡湖」の名は皇族のアーティストが命名!
明治時代、有栖川宮威仁親王が水面を鏡に見立て「天鏡閣」と名付け大ブームに。湖名にもそのセンスが受け継がれています。
湖底に溶け込む硫酸塩成分がプランクトンを抑制し、驚異的な透明度をキープ。まるでガラス張りの底を覗くような幻想体験が味わえます。
冬は岸辺に凍りつく「しぶき氷」が芸術級。凍結した水しぶきが枝先に煌めく光景は、自然が作る氷の彫刻です。
冬鳥の白鳥が越冬に飛来し、蒼白の湖面と優雅に泳ぐ白鳥が織りなすモノクロームの幻想は、一生忘れられない絶景です。
1400年以上の歴史を誇る奥州三名湯。共同浴場巡りと古湯情緒が楽しめる。
日本武尊が東征中に発見!伝説の古湯
日本武尊(ヤマトタケル)が東征の途上でこの地を訪れ、お告げに従って湯を発見したとされる伝承が残る超古湯です。
松尾芭蕉も『おくのほそ道』で立ち寄り、「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」と詠んだほど愛された温泉地。
市内には9つの共同浴場が点在し、「はしご湯」文化で一日中温泉巡りが楽しめるのも魅力。
大正期に誕生した名物「ラヂウム玉子」は、湯の熱と放射能効果でトロトロに。素朴な味わいがリピーターを生んでいます。
吾妻連峰を縫う全長29kmの絶景道路。「雪の回廊」や浄土平の高山風景が圧巻。
日本初“スカイライン”誕生の舞台裏
1959年に「スカイライン」を名乗った最初の山岳道路。稜線を切り開き、地元建設技術の粋を集めて作られたダイナミックルートです。
春には両側に高さ数メートルの雪壁がそびえる“雪の回廊”がお目見え。車窓から雪の壁に囲まれる非日常感はまさに圧巻!
中間地点の浄土平では高山植物や火山礫が広がる荒涼とした風景が広がり、吾妻小富士の火口まで徒歩わずか10分のミニ登山も楽しめます。
活火山区間では硫化水素ガスの噴気孔が地面から噴き上がるエリアも。自然の猛威と美しさが同居するワイルドなドライブをどうぞ。
約1300年の歴史を誇る会津の奥座敷。渓谷沿いの風情ある温泉街。
行基菩薩の導き!? 1300年続く古湯伝説
奈良時代の高僧・行基が三本足の烏に導かれて発見したという伝説アリ。地元では“行基の湯”として今も親しまれています。
江戸期には藩主・松平家の保養所に指定され、藩士の湯治場として厚く保護。江戸幕府公認の御用達温泉として栄えました。
松尾芭蕉も『おくのほそ道』で足を運んだ記録があり、「美肌の湯」と称された硫酸塩泉は神経痛や婦人病に効能バッチリ。
今でも現役の「からり妓」芸妓衆が宴席を彩り、四つの滝が織りなす渓谷遊歩道で風情と歴史を同時に感じることができます。
江戸時代の武士屋敷を復元した野外ミュージアム。体験コーナーと郷土料理が楽しめる。
家老邸の悲劇が蘇るリアル復元ワールド
かつて38室を誇った西郷頼母家邸は、戊辰戦争で妻子21名が自決した悲劇の舞台。その歴史を忠実に再現した家老邸は背筋が凍る迫真の空間です。
庭園や陣屋の通路を歩きながら、当時の武具展示や武士の生活道具に触れる体験コーナーは、歴史が肌で感じられるタイムスリップツアー。
九曜紋の茶室で味わうこづゆやにしん山椒漬けなど郷土料理は、武士たちの食卓を再現した絶品グルメ体験。
弓道や赤べこ絵付け体験で武家文化を五感で学び、江戸時代のリアルライフにダイブしてみてください。
「会津富士」と呼ばれる標高1816mの名峰。1888年の大噴火が生んだ荒々しい山容と裏磐梯湖沼群が絶景。
1888年の大噴火が描いた地形のアート
明治21年の水蒸気爆発で小磐梯が吹き飛び、川をせき止めて裏磐梯の湖沼群を誕生させた“火と水のアンサンブル”。
「磐梯山」は実は多峰構造で、主峰だけでなく櫛ヶ峰や赤埴山も含む総称。古来より山岳信仇の行場として崇められてきました。
八方台から山頂までの登山コースは約3時間。頂上からは猪苗代湖や吾妻連峰を360°一望でき、その絶景はご褒美以外の何物でもありません。
山麓には磐椅神社が鎮座し、修験者が登拝した石畳の道や鳥居跡をたどる歴史トレッキングも楽しめます。
4,000棟以上の蔵が残る歴史街並み。もちもち太麺とあっさり醤油スープの喜多方ラーメンが名物。
蔵は防火&富のバロメーター!
喜多方の蔵は火災から財産を守る防火倉庫。白壁、黒漆喰、レンガと様々な様式が“蔵めぐり”を楽しいタイムトラベルに変えます。
ラーメン発祥は大正末期の屋台文化。平打ち熟成多加水麺があっさりスープをたっぷり絡めるのは、蔵人の手作り精神が息づく味わいです。
朝から味わう「朝ラー」文化は観光客にも大人気。早朝5時から開店する店もあり、まち全体が麺の冒険場に。
ラーメン店数が人口比で全国トップクラス。蔵巡りとラーメン食べ歩きの欲張りツアーで喜多方の魅力を満喫してください。
平安末期建立の浄土式庭園を伴う阿弥陀堂。東北唯一の国宝建造物。
姫君の愛が生んだ極楽浄土の小宇宙
奥州藤原清衡の娘・徳姫が平泉金色堂を慕い、同じ浄土世界を再現せんと創建。平安美学の粋を集めた国宝建造物です。
池上に浮かぶ宝形造屋根の堂と浄土式庭園は、極楽浄土の風景を具現化した“水上の楽園”。毛越寺と通じる設計美も東北唯一。
本尊の木造阿弥陀三尊像は創建当初の寄木造。定朝様の優美な表情が残り、千年以上の時を超えて訪れる人々を見守ります。
池のコイが跳ねるたびに映る堂の反射は「水中の金色堂」と称され、平泉を追想しながら味わう幽玄なひとときが味わえます。
常磐炭鉱跡地に誕生した常夏の楽園。フラガールショーと広大なドームプールが魅力。
炭鉱の地熱を活用した“熱帯オアシス”
常磐炭鉱から湧き出す地熱水をそのままプール加熱に利用!かつては“厄介者”だった温泉水が、今や常夏気分を支える最強のエネルギー源です。
1966年開業当初は炭鉱労働者の保養所がルーツ。後にフラガールたちのダイナミックなステージが話題を呼び、映画『フラガール』で全国区に躍進!
東日本大震災後は復興支援キャラバン「きずなキャラバン」を発足。ステージを通じて全国に希望の火を灯し続けています。
ドーム内には熱帯植物園や露天プール、さらにはハワイ直輸入のトロピカルスムージーまで…温泉と常夏文化が混ざり合う夢の空間です。
磐梯山噴火で生まれた大小30以上の沼群。多彩な水色が神秘的なハイキングスポット。
「五色」は数じゃなくて自然の絵具箱!
毘沙門沼、赤沼、瑠璃沼、青沼…それぞれの火山性ミネラルとpHの違いが、光の加減でまるで水中に絵の具を溶かしたように変幻自在のパレットを作り出すんです。
特に毘沙門沼の底は白い泥と青藻が層になっていて、浅瀬ではほのかなブルー、深みではコバルトブルー…二重のグラデーションが魅力の“天然アトリエ”。
紅葉期の赤→銀世界の白→萌黄色の再生と、四季折々どの沼も違う表情を見せるミステリーミュージアム。ボートを漕ぎながら自然が描く名画を体感してみてください。
「幻の温泉郷」とも呼ばれた秘湯。ねこ駅長「ばす」発祥の会津鉄道駅が話題。
幻と猫駅長が織りなす温泉ミステリー
隘路の渓谷を越える細道ゆえ「幻の温泉郷」と呼ばれた芦ノ牧温泉。秘湯感を守る古い木造宿が魅力です。
名誉駅長「ばす」は1949年に迷い猫として就任。震災後も駅を守り続け、“猫の復興シンボル”として愛されています。
現在の三代目「さくら」は撮影禁止ルールで健気に務め、猫ファンが列を作る人気ぶり。湯上がりに駅で会える幸運に期待!
温泉は硫酸塩泉の“美肌の湯”。覆い尽くす緑の渓谷美を眺めながら入る露天風呂は、まさに隠れ家ステイです。
1400年以上の歴史。東北三大こけし発祥地としての土湯こけしと多様な泉質の温泉郷。
こけしと地熱×サステナブルの革新湯
江戸後期に生まれた土湯系こけしは、蛇の目模様と鮮やかなろくろ線が特徴。現在も工人による手絵付け体験が人気です。
温泉熱を利用したバイナリー地熱発電を導入し、湯を冷却するエネルギーでオニテナガエビ養殖を行う先進的な取り組みも実施中。
聖徳太子の伝説や湯治文化の深い歴史を感じながら、多種多様な泉質を湯めぐりする“源泉ラリー”がスリリングです。
地元の温泉まんじゅうやこけしグッズも土産に最適。温泉街全体が、伝統と未来が共存する革新ステージです。
「潮目の海」をテーマにした東北最大級の環境水族館。シーラカンス研究で世界的にも有名。
潮流の衝突が生む“海の交差点”
水槽「潮目の海」は左右で冷たい親潮と暖かい黒潮をリアル再現。流量2050トンの大海域で二つの海流がぶつかる瞬間を見るのは世界でもここだけ!
2009年、世界初の水中撮影で捕らえたシーラカンス稚魚は、水族館の熱帯水槽から飛び出した“生きた化石”の奇跡の映像を世界に届けました。
タッチプールでは磯の生き物を素手で観察。ヒトデやナマコ、ウニのトゲに触れる体験は、まるで海の図鑑を肌でめくるような驚き!
屋外の「蛇の目ビーチ」では裸足で波打ち際に浸かり、釣ったアジをその場で唐揚げに…五感すべてを刺激する参加型プログラムが大人気です。
白虎隊自刃の地。会津若松市街を一望できる小高い山に歴史の悲劇が刻まれる。
「城が燃えて見えた」は誤認?白虎隊の真実
一般説の落城誤認だけではなく、生存者・飯沼貞吉の証言からは「城は持ちこたえていた」との衝撃の事実も。絶望感が彼らの最期を決めた可能性が高まっています。
貞吉は奇跡的に一命を取り留め、その後逓信省技師として77歳まで活躍。彼の生涯が白虎隊の忠義心と命の尊さを後世に伝え続けました。
山中には19基の墓碑が静かに並び、戸ノ口堰洞穴や宇賀神堂といった隊士ゆかりの史跡巡りも楽しめます。
頂上から眺める市街地は当時とほぼ変わらず、タイムスリップしたかのように会津の歴史を実感させてくれます。
黄熱病研究など世界的業績を誇る細菌学者・野口英世の生家と資料を展示。
囲炉裏の焼け跡が語る幼き医師の決意
生家の囲炉裏には幼少期に左手を焼いた大やけどの跡が今も残り、そこから奇跡の回復を遂げた英世の不屈の精神が感じられます。
床柱には「志を得ざれば再び此地を踏まず」と刻まれた言葉が。若き日の強い覚悟が、世界を目指す原点を今に伝えています。
母・シカが綴った仮名手紙も展示中。「はやくきてくたされ…」と切実な筆致が胸を打ち、英世を15年ぶりに日本に呼び戻したドラマを演出。
博士ロボットや細菌ゲーム、白衣&付け髭フォトコーナーまで、科学への興味を遊びながら深める仕掛けが満載です。
私有地を無料開放した花の楽園。春の花木が一斉に咲き乱れ「福島の桃源郷」と称される。
善意が紡ぐ福島の“花の桃源郷”
養蚕農家の阿部家が先祖伝来の山にコツコツと植樹を続け、なんと無料で一般公開。私有地が春限定の花絨毯に変身します。
写真家・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と絶賛し、メディアで一躍有名に。訪れる人々を夢のような景色で包み込みました。
散策コースは30~60分で、頂上からは福島市街と吾妻連峰がパノラマビュー。地元ボランティアが案内するガイドツアーも人気です。
春の花絨毯は桜、レンギョウ、ハナモモ、ウメが同時に咲き乱れ、まるで時間が止まったかのような非日常体験が味わえます。
海抜73mの断崖に建つ白亜の灯台。日本の灯台50選に選ばれ、登れる参観灯台としても希少。
震災から9ヶ月で復活した希望の光
1899年初点灯後、1938年の地震で崩壊。翌1940年に鉄筋コンクリートで再建され、その耐震性が本領を発揮。
東日本大震災後はわずか9ヶ月で再点灯。「復興のシンボル」として地域に勇気を灯した奇跡のストーリーを持ちます。
内部の103段の螺旋階段を登り切ると、太平洋の大パノラマビューが広がり、まるで海の上に浮かぶ要塞を体感。
映画『みだれ髪』の歌碑や音響センサー演出も設置されており、その歴史的・文化的価値を五感で楽しめる灯台です。
草食・猛獣を車内から間近に観察・餌やりできるサファリ。白い珍獣コレクションが充実。
白い珍獣ワンダーランド!
白いライオン、ホワイトタイガー、アルビノシマウマ…突然変異の“白い猛獣”がここだけのコレクションとして勢揃い。圧倒的レアリティです。
専用バスに乗り込んで猛獣ゾーンへ直行!ライオンへの餌やり体験は、窓越しながらも迫力満点のバトル感覚。
サファリ後は近隣の岳温泉とセットプランが大好評。熱帯感あふれるサファリと秘湯癒やしの二つの魅力を一気に味わえます。
夜のナイトサファリでは動物たちの夜行性行動が観察でき、昼間とは全く違う野生の表情を見るチャンスです。
平安末期創建の拝殿「長床」は柱44本の吹き抜け構造。国重要文化財の寝殿造り建築。
天平の雅を今に残す無壁の大空間
10尺等間隔で立つ太柱44本が茅葺寄棟屋根を支えるだけの“無壁”設計は、光と風を取り込む開放感が圧倒的。平安建築の極みです。
源頼義が熊野三山の神々を勧請したと伝えられ、拝殿全体が巨大な儀式舞台。修験道場説や寝殿造り説など謎が尽きません。
隣には推定樹齢800年以上の大イチョウが聳え、秋には黄金の葉が舞い降りる“神秘の絨毯”が広がります。
毎年行われる火祭りでは松明を手に暗闇に浮かぶ長床のシルエットが神秘的。歴史の鼓動を肌で感じる体験です。
吾妻連峰中腹の白濁硫黄泉。全国1位評価の源泉かけ流し秘湯。
源泉かけ流し宣言のパイオニア秘湯
2010年に東北初の「源泉かけ流し宣言」を行い、その鮮度と透明度を守る強い意志を表明。濃厚硫黄泉は美肌と血行促進効果が絶大!
白旗源泉、赤旗源泉、混合源泉の三種泉質を湯めぐりできる稀有なスポット。毎分約800Lの湯が山肌から湧き出します。
磐梯吾妻スカイライン入口からアクセスしやすく、荒々しい自然景観と静寂な湯治場が同居するワイルドな癒やし空間です。
野趣あふれる露天風呂では硫黄の香りと湯気に包まれながら、山間の絶景を独占できる贅沢を満喫してください。