名湯・絶景・世界遺産。上州のエッセンスを凝縮体験。
草津温泉
毎分3万ℓ超の湧出量を誇る日本屈指の名湯。湯畑を中心に
立ち上る白煙と強酸性の湯が旅情を誘います。湯もみ体験も人気。
富岡製糸場(世界遺産)
明治5年創業の官営模範製糸場。繰糸所や蒸気釜所など
レンガ造りの建築群が近代日本の産業革命を物語ります。
谷川岳
日本百名山の主峰。ロープウェイで標高1,300mの天神平へ上がり、
初心者でも気軽に天空トレッキング。秋の紅葉と雪崩れる雲海は絶景。
湯量日本一を誇る強酸性泉。「湯畑」と湯けむりがつくる夜景は一度は見たい絶景です。
湯もみと湯畑のエネルギーを体感できます
草津の源泉は pH2 前後という強い酸性で、古来「恋の病以外は治せます」とうたわれてきました。毎分 4,000ℓ 以上が湧く湯畑は、温泉街の中心で 24 時間湯煙と硫黄の香りを放ち、夜にはライトアップされます。
熱すぎる源泉を木板で撹拌し温度を下げる「湯もみショー」は、草津独自の温泉文化です。熱乃湯では実演と体験コーナーがあり、観光客でも掛け声に合わせて板を振ることができます。
周辺には共同浴場が 19 か所あり、無料で入れる施設も多めです。レトロな「地蔵の湯」や足湯「湯けむり亭」をはしごすれば、外気浴と湯冷ましも存分に楽しめます。
冬は西の河原公園の雪見露天、夏は標高 1,200 m の涼風がごほうび。春秋は湯畑の湯滝が朝もやにけむり、季節ごとの風情が変わらない人気の秘密です。
直径 300 m の火口湖はエメラルドグリーン。火山活動がつくる神秘の色彩です。
“酸と硫黄”が生んだコバルトブルーの怪物
湯釜の水は強酸性(pH1.2)で、金属も溶かすほどのパワーがあります。水中に大量に溶け込んだ硫酸鉄イオンが太陽光を乱反射し、季節や天候で青緑から乳白色まで色を変えます。
火山規制で立入範囲が変わるため、2025 年現在は志賀草津道路の展望台から間近に観賞できます。噴気孔の白煙と湖面のコントラストは、火山国・日本を思い出させる雄大さです。
夏の早朝は無風で湖面が鏡のように静まり、空と雲を映す“逆さ湯釜”が出現します。冬季は道路閉鎖ですが、スノーモンスターに覆われた白根山をスキー場から望める隠れた撮影チャンスも魅力です。
365 段の石段が温泉宿と土産店をつなぐレトロな坂道。黄金の湯と白銀の湯、二つの源泉が楽しめます。
万葉集が詠んだ「こがね色」の源泉です
伊香保の主源泉「黄金の湯」は鉄分を含み、空気に触れると褐色に変化します。万葉集にも「黄金(こがね)の湯」と詠まれ、肌を包む独特のぬくもりが湯治場としても人気です。
石段街の最上部には源泉口があり、湯気と鉄錆色の湯流れを目の前で観察できます。石段の途中には射的場や温泉まんじゅうの老舗が軒を連ね、昭和レトロな遊技と食べ歩きが楽しめます。
365 段は“1 日 1 段の長寿祈願”という意味を込めて設計されたと伝わります。最下段の伊香保神社へ着けば達成感もひとしおです。夕暮れには石畳がオレンジライトに照らされ、浴衣散策が映えるフォトスポットになります。
標高 1,977 m、ロープウェイで初心者も山頂近くへ。日本百名山に数えられる絶景の岩峰です。
天神尾根で気軽に雲海ハイキングできます
谷川岳は世界屈指の急峻な岩壁「一ノ倉沢」で知られ、アルピニスト憧れの舞台ですが、天神平ロープウェイ利用なら山頂・トマの耳まで片道 2 時間弱です。高山植物の宝庫で、6 月はコマクサの群生が登山道を彩ります。
初秋の紅葉、晩秋の雲海、真冬のスノーモンスターと四季ごとにまったく違う表情を見せます。特に夜明けの谷川連峰は朝焼けに燃え、SNS で「紅い鋸歯状シルエット」としてバズりました。
世界で初めてトンネル掘削にナトム工法を採用した「新清水トンネル」に代表される土木遺産も山麓に点在します。登山前後に鉄道ファン必見の土合駅(三層吹き抜け 486 段の階段)を訪ねるのもおすすめです。
日本最大級の高層湿原。木道トレッキングで水芭蕉とヒツジグサの群生を眺められます。
「夏が来れば思い出す」尾瀬は歩く湿原博物館です
尾瀬国立公園の中心・尾瀬ヶ原は標高 1,400 m の盆地に広がる 760 ha の湿原で、雪解け後の 5 月下旬には水芭蕉が真っ白な絨毯を敷き詰めます。夏はニッコウキスゲ、秋は草紅葉が黄金色に輝きます。
周回木道は総延長 9 km 以上あり、木道の張替えには地元高校生もボランティア参加します。木道の上に落ちる影は熊笹やワタスゲとともに写真映えする構図として人気です。
早朝、至仏山を背景に霧が立つ瞬間は「天空の湿原」と呼ばれる幻想的な景観になります。湿原を渡る風は冷たく、夏場でも長袖必須です。山小屋に前泊し星空観察を楽しむ登山者も多いです。
世界遺産の官営模範工場。赤煉瓦の繰糸所は 150 年前の木骨煉瓦構造が現役です。
“産業革命の生き証人”を歩いて学べます
1872 年に日本初の本格的製糸工場として創立され、当時最先端だったフランス式繰糸器を導入しました。ブリュナ技師の指導を仰いだ痕跡が今も随所に残っています。
木骨煉瓦構造の繰糸所は、柱が木材、壁が煉瓦という日本と西洋のハイブリッド技法です。自然換気が計算され、現在もほぼ建設当時の姿で立ち続けています。
ガイドツアーでは女工さんの寮「寄宿舎」や蚕を育てた「三階繭倉庫」を見学できます。CG プロジェクションで繭から生糸が取れる工程を再現し、子どもでも分かりやすいと評判です。
お土産に人気なのは、まゆストラップやシルク石鹸など。「シルクビール」は、繭から抽出したセリシンを配合した限定醸造で、コク深い味わいがファンを増やしています。
“四万(よんまん)の病を治す”と名付いた歴史ある湯。千と千尋の舞台モデルともいわれる旅館街が人気です。
レトロ浪漫とブルーの渓流が共演します
平安期から湧く四万温泉は、無色透明で飲泉も可能な硫酸塩泉です。宿の前を流れる四万川はコバルトブルーに澄み、“四万ブルー”の愛称で親しまれています。
木造 4 階建ての「積善館・本館」は元禄年間創業で、日本最古級の湯宿建築です。赤い橋と湯けむりは、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界に似ていると話題になりました。
奥四万湖へ向かう途中には、落差 30 m の“摩耶の滝”があり、晴れた日には虹が掛かります。湖面は季節によりエメラルドから深藍色へ変化し、カヌー体験も盛況です。
東洋のナイアガラと称される V 字滝。高さ 7 m・幅 30 m の岩盤が川底ごと裂け落ちます。
川が裂けた“天然の大岩割り機”です
片品川の水流が凝灰岩を侵食し、V 字状の割れ目を形成しました。水量が多い 5〜7 月は白い飛沫が立ち、轟音が峡谷に響き渡ります。
遊歩道では滝壺を間近に見下ろせますが、足元が滑りやすいので専用ヘルメット(無料貸出)を着用する観光客も増えています。
秋は紅葉と水飛沫がコントラストを描き、朝霧と太陽が重なると虹が複数本出現することもあります。近くの「吹割温泉」で温冷交互浴を楽しむのもおすすめです。
1400 年の歴史をもつ火山信仰の古社。巨岩と杉に抱かれた社殿がパワースポットとして人気です。
岩そのものが御神体、願いが“通る”ご神水です
本殿背後の御姿岩は高さ 15 m、溶結凝灰岩が浸食で彫刻のような奇形を成し、社殿がまるで岩に食い込むように建っています。風雨が刻んだ自然の造形は「自然と人工の厳粛なコラボ」と称されます。
境内には瓶子(みすず)の滝と七福神巡りの洞などが点在し、一周 90 分ほどで森林浴も満喫できます。参道の「矢立杉」は樹齢 600 年超で、太さ 9 m の幹に矢を射立てて武運を祈ったと伝わります。
御神水「御神火清水」は社務所横でいただけます。願いごとを書いた紙を水に浮かべ、文字が透ければ成就するといわれ、若者を中心に人気の占いスポットになっています。
榛名山火口原にたたずむカルデラ湖。湖畔から望む榛名富士は逆さ富士の撮影名所です。
ドライブとアニメ聖地の二重奏です
榛名湖を囲む榛名山スカイラインは、人気漫画『頭文字 D』の「秋名山」モデルとして世界的に知られています。ヘアピン連続の“ダウンヒル”で聖地巡礼ドライブが盛り上がります。
湖面標高は 1,084 m で、夏は平均気温 22 ℃ と涼しく、町中より 10 ℃ 低い避暑地になります。冬は全面結氷し、ワカサギ穴釣りを楽しめます。
榛名富士ロープウェイで山頂へ 3 分。展望台からは赤城・妙義を含む上毛三山と富士山が一望でき、特に “夕焼け五山” は写真家から高評価です。
利根川源流域に 18 湯が点在。ラフティングと混浴露天が同時に楽しめるアウトドア温泉天国です。
アウトドア後の“滝見風呂”が最高です
みなかみ町は豪雪と豊富な伏流水に恵まれ、異なる泉質の温泉が狭い範囲に集中します。谷川岳の雪解け水で行うラフティングは国内屈指のスリルで、世界ラフティング大会の開催地でもあります。
宝川温泉汪泉閣の混浴露天風呂は 470 ㎡、川の両岸をまたぐ開放感が圧巻です。湯浴み着必須なので女性も安心して入れます。
水上 IC から 10 分とアクセス良好なのに星空は真っ暗。夜は蛍が舞い、朝は川霧がかかる大自然シアターが旅人を癒やします。
世界最大級の露天風呂といわれる川沿いの混浴温泉。映画やCMのロケ地としても有名です。
四つの大露天で“温泉回遊”ができます
最も大きい「摩訶の湯」は 200 畳分の岩風呂で、雪解け時には湯船脇を激流が流れます。湯は pH8.0 の単純温泉で肌当たりが柔らかく、長湯でものぼせにくいです。
露天は男女混浴ですが湯浴み着レンタル(無料)があるほか、女性専用風呂も 1 か所設けられています。
山桜・新緑・紅葉・雪見と四季が劇的に変化し、春秋の朝にだけ見られる川面の蒸気霧は“温泉版 雲海”として話題です。
標高 1,350 m のカルデラ湖。カヤックとワカサギ釣り、両方楽しめるマルチレイクです。
四季で「湖面の色」が 7 回変わります
春は氷が溶ける直前にコバルト、夏は深緑、秋は紅葉を映す琥珀色、冬は全面氷結し真っ白の鏡へ―観光案内では“七色大沼”と呼ばれます。
湖畔の赤城神社は縁結びスポットとして知られ、真紅の神橋を背景にしたフォトウェディングが増加中です。
2024 年に新設された「AKAGI Cafe」では、赤城牛乳を使ったソフトクリームと赤城焼きカレーパンが名物になりました。
スコットランドから移築した本物の石造城館。プリンセス体験やドラマロケ地として人気です。
日本で唯一“石のドレス”を着られます
19 世紀に建てられたスコットランド城館を 1988 年に解体移築し、石 10,000 個を群馬で再構築しました。石畳中庭と尖塔はヨーロッパそのものです。
1,000 着以上のドレス・タキシードレンタルがあり、石階段での撮影は“リアル・プリンセス体験”として 10〜20 代女子旅に大人気。
ドラマ『花より男子』や K‑POP PV など 100 作品以上のロケ実績があり、聖地巡礼客が絶えません。バラ園が香る 5 月中旬は最も華やかです。
約 100 種 1,000 頭を飼育。自家用車でもバスでも猛獣ゾーンを巡れます。
ナイトサファリで“暗闇の咆哮”を聞けます
昼は草食ゾーンを歩くキリンの横を間近に通過、ライオン・トラの食事シーンをガラス越し 30 cm で観察できます。
春〜秋の土日はナイトサファリを開催。肉食獣が活発になる時間帯で、暗視ライトに浮かぶ目の光は迫力満点です。
キッズ人気は「エサやり体験バス」。車内アナウンスで動物豆知識が聞けるため、大人も学び直しになり、家族全員で盛り上がります。
全国道の駅ランキング常連。地ビール・ブルーベリーソフト・薪窯ピザなどグルメ天国です。
“日本一の道の駅”は一日遊園地です
農産物直売所では朝採れリンゴと幻の米「雪ほたか」が即完売。レストランでは川場産ヨーグルトを使ったチーズインピザが看板メニューです。
敷地内にはブルワリー「川場ビール」が併設され、地ビール 4 種を飲み比べできます。ドライバー向けにノンアル&ヨーグルトドリンクも充実。
2024 年にキッズエリアが拡張され、ジップラインとトランポリンが新登場。大人は芝生でクラフトビール片手にゆったり、子どもは走り回れる“全世代型テーマパーク”に進化しました。
入場無料で工場見学&こんにゃくバイキング。低カロリースイーツが女性に大人気です。
おかわり自由の“ゼロカロリー寿司”です
見学通路では板こんにゃくが 12 秒で完成する製造ラインをガラス越しに観察できます。試食コーナーでは刺身こんにゃく・味噌田楽・こんにゃくラーメンなど 20 品以上を無料で味わえます。
別棟の「こんにゃくスタジオ」ではマンナンスポンジの手作り体験も人気。完成品は持ち帰り OK で、インスタ映えすると話題です。
併設ショップ限定の「飲むこんにゃくゼリー」は登山の携帯食としてリピーター多数。2025 年春には糖質 0 g のこんにゃくチョコが新発売予定です。
高さ 41.8 m、胎内巡りで 20 体の仏像を拝観。桜と紅葉の季節は観音山公園が絶景です。
胎内 9 階を上がると“観音さまの目”が窓です
1936 年竣工の鉄筋コンクリート像で、内部は螺旋階段 146 段。肩部・胸部の小窓から高崎・前橋が一望でき、晴天時は富士山が遠望できます。
毎年 2 月のだるま市には 50 万人以上が訪れ、少林山達磨寺と並ぶダルマ名産地・高崎ならではの賑わいを見せます。
夜間ライトアップは 2025 年より LED に更新され、季節のイメージカラーで観音像が染まる“光の衣替え”が始まりました。
開運招福の赤いだるま発祥の寺。毎年 1/6〜7 の「七草大祭だるま市」は圧巻です。
“だるまファクトリー”の総本山です
江戸中期、住職が農民救済のため張り子技術を伝授したのが高崎だるまの起源とされます。境内には歴代総理や芸能人が奉納した巨大だるまがズラリ。
参拝作法は「願いを込めて左目→成就で右目」。本堂横の“願かけだるま”絵馬は海外観光客からも人気で、各国語がカラフルに飾られます。
2025 年からは絵付け体験のオンライン予約が可能になり、30 分で世界に一つの招福だるまを作れます。
全長 91 m・高さ 31 m、煉瓦造アーチ橋として国内最大。旧信越本線の鉄道遺産です。
赤煉瓦 200 万枚が織りなす明治のモンスター
1893 年竣工、当時最難関といわれた碓氷峠の鉄道輸送を担った重要構造物です。21 世紀の現在も地震に耐え、近代化産業遺産に登録されています。
遊歩道「アプトの道」を歩くと、橋上部を歩いて旧トンネルへ入れ、歴史と自然を同時に味わえます。秋は赤煉瓦とモミジが同系色に染まり、写真家が列を作ります。
夜間ライトアップ(GW & 紅葉期)は橋脚が幻想的に浮かび上がり、ドローン撮影スポットとしても注目されています。
EF63 運転体験やトロッコ列車で旧線へ出発。鉄道ファン必携のテーマパークです。
峠のシェルパ「EF63」を運転できる唯一の施設です
碓氷峠専用の補助機関車 EF63 の実車運転体験は、30 m の試験線で起動・制動を実践します。講習含め計 2 時間の本格プログラムで、国内外の鉄道マニアから予約が殺到します。
園内トロッコ列車「シェルパくん」は旧信越本線の線路を活用し、めがね橋下まで片道 2.6 km を往復。沿線には SL や電気機関車 30 両が静態保存され、間近で撮影可能です。
併設の「峠の釜めし本舗おぎのや」直営カフェで、限定の“釜めしパン”が新発売。車窓を眺めながら味わうと旅情マシマシです。
大沼湖畔に鎮座する水と女性守護の社。真紅の神橋と水鏡がフォトジェニックです。
“湖上の縁結びロード”を渡ります
朱塗りの橋を渡った先に社殿が浮かぶように建ち、湖面に映る双影は「逆さ神社」として有名です。古来から姫神信仰が強く、良縁・安産・美容のご利益を求める参拝者が絶えません。
早朝はモヤが橋を包み込み、まるで雲上の神域に続くような幻想的景観になります。御神水を使った“赤城美人守り”は女性旅のお土産に人気です。
毎年 10 月の御神幸祭では、湖上神輿が遊覧船に乗り鳥居を周回。水面に揺れる灯籠と太鼓の音が秋の夜を彩ります。
荒々しい岩峰が続く鋸歯状の山系。奇岩怪石ウォールクライミングのメッカです。
関東平野に突き刺さる“ギザギザシルエット”
火山性凝灰岩が浸食されて生まれた垂直岩壁は、日本三大奇勝に数えられます。中之岳神社の巨大しめ縄鳥居の背後にそびえる絶壁は、思わず足がすくむ迫力です。
11 月中旬の紅葉と奇岩のコントラストは絶景ランキング常連。薄暮時には岩肌が茜色に染まり、美しさと怖さが同居する写真が撮れます。
表妙義縦走コースは鎖場多数で上級者向けですが、さくらの里公園から眺めるだけでも山の荒々しさが体感できます。夜は関越道からライトアップ全景が拝める“走る展望台”になります。
国内最大級 150 cm 反射望遠鏡を備えた公開天文台。星空観望会は要予約です。
夜空の“プラネタリウムよりリアル”体験です
標高 870 m の山頂に建ち、光害ゼロの星空が広がります。口径 150 cm 望遠鏡は観測研究だけでなく、一般公開時に実際の観察に使用される国内唯一の大型機です。
星がよく見える指数「光度 21.5 mag/arcsec²」を記録し、天の川が裸眼で帯状に見えるほど。夏は土星の輪、冬はオリオン大星雲を高精細で観測できます。
2025 年 4 月には館内カフェがオープンし、宇宙食を取り入れた“真空パウンドケーキ”が限定販売されます。
農村に 20 以上の体験工房が点在。そば打ち・藍染め・和紙作りを一日でハシゴできます。
“里山まるごと体験テーマパーク”です
江戸期の宿場町「須川宿」をリノベした敷地は東京ドーム 70 個分。自転車レンタルで棚田とリンゴ園を周遊しながら、気になる工房に飛び込むスタイルが人気です。
注目は「わら細工家」で作るミニしめ縄(所要 40 分)。完成品は正月飾りとして長持ちし、お守りとしてリピーターが多いです。
昼食は「田舎そば庵」の十割そば&舞茸天ぷらが鉄板。蕎麦湯ラテという珍メニューも SNS で話題になりました。
天然記念物“冬桜”7,000 本が咲く二度咲き名所。11 月にはもみじと桜の競演が見られます。
秋に桜、冬に雪、春にまた桜が咲きます
冬桜は十月桜とも呼ばれ、10〜12 月と 4 月の年 2 回開花します。紅葉と同時に咲く 11 月中旬がベストシーズンで、ピンクと紅のグラデーションが斜面を染めます。
公園頂上の見晴台からは赤城・榛名・妙義を一望でき、雲海が出れば桜の花雲が浮かぶような絶景になります。
冬はライトアップと雪化粧が重なり、白い枝に淡い桜がのぞく“雪桜”現象が撮影できます。寒さ対策をして臨めば唯一無二の景色が待っています。
日本最大のキャベツ畑を縫う 25 km の高原道路。浅間山と草津白根山を一望します。
夏は緑、秋は紫、“キャベツが主役のドライブ”です
6〜9 月は 3,000 ha の畑が鮮やかなライトグリーンに染まり、収穫後は紫キャベツがアクセントになります。“キャベ活”写真を撮ろうとライダーやカメラマンが集結。
ドライブイン「愛妻の丘」では、雄大な浅間山とキャベツ畑の前で愛を叫ぶ「キャベチュー」イベントが開催されます。
夕暮れには“空と畑が同じ色になる”マジックアワーが発生し、雲が染まる瞬間は言葉を失う美しさです。
赤谷湖畔に湧く里山の湯。雪見露天とずり落ちそうな空中足湯が評判です。
湖に突き出す“インフィニティ足湯”です
『長七郎江戸日記』ロケ地にもなった赤谷湖を望む足湯は、湖面ととけ込むような設計で SNS 映え確実。夜は湖畔ライトアップが湯面に反射し、幻想的な写真が撮れます。
温泉は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、湯上がり肌がしっとり。雪景色と湯けむりを同時に楽しめる 12〜3 月がリピーターに人気です。
毎年 8 月の「赤谷湖上花火大会」では、湖面を彩る大玉花火を露天風呂から鑑賞できる贅沢なプランが即完売します。
四季 150 万株が彩る花のテーマパーク。夜はプロジェクションマッピングで光の花畑が広がります。
“花 × 光 × 音楽”のフュージョンが話題です
5 月のネモフィラ、6 月の 1,600 品種バラ、7 月のユリと次々バトンが渡るため、いつ来ても満開があると評判です。
冬季イルミ「妖精たちの楽園」は、600 万球で園内を装飾し、温室ドーム壁面に動く花が投影されます。夏はナイトプールならぬナイトローズでローズウォーターの香りが漂います。
花をかたどったスフレパンケーキとエディブルフラワーソーダは、食べられる花グルメとして SNS でバズりました。
恐竜骨格 42 体と関東最大の動くティラノサウルスが迫力満点。大人も童心に返ります。
“上毛古代大陸”を 60 分でタイムワープします
常設展示は 46 億年の地球史を 5 ゾーンで網羅。群馬で発見されたナウマンゾウ「ミヤマタケオ」完全骨格や、全長 15 m のディプロドクスが天井を占領します。
音と光で動くティラノサウルスは 2024 年に全身リニューアルし、皮膚質感と瞬きがリアルすぎると話題です。
体験型「タッチングプール」ではアンモナイト化石を実際に触れ、週末講座でマイ化石クリーニング体験も可能です。ミュージアムショップ限定「恐竜最中」はお土産ランキングの新定番になりました。