伊勢神宮・鳥羽・伊賀で三重の魅力を満喫!
伊勢神宮
日本最古の神社にして皇大神宮。荘厳な社殿と五十鈴川の清流が心を洗います。
鳥羽真珠島
真珠養殖の歴史と文化を学ぶパールミュージアム。アクセサリーづくり体験も楽しめます。
伊賀流忍者博物館
忍者ショーや手裏剣体験など、伊賀の忍術文化を体験できるインタラクティブ施設。
日本人の心のふるさと。2000年の歴史を刻む聖なるお社。
伊勢神宮の参拝順序、実は“外宮先祭”って決まってる!?
「お伊勢さん」と親しまれる伊勢神宮。皇大神宮(内宮 こうたいじんぐう)と豊受大神宮(外宮 とようけだいじんぐう)の二つの正宮を中心とした125社からなります。
古くからの習わしで、まず外宮をお参りしてから内宮へ参拝するのが正式な順序とされています。これを「外宮先祭(げくうせんさい)」と言うんですよ。
内宮には皇室の御祖神である天照大御神、外宮には衣食住をはじめとする産業の守護神である豊受大御神がお祀りされています。
20年に一度行われる「式年遷宮」では社殿が新しく建て替えられ、常に瑞々しい姿を保っています。清浄な空気の中で、日本の原点に触れてみてください。
伊勢参りの後はここで満腹!江戸~明治の門前町を再現。
おかげ横丁の招き猫、実は“日本一の数”が集まってるかも!?
伊勢神宮内宮の門前町として栄える「おはらい町」と、その中ほどにある「おかげ横丁」。江戸から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されています。
おかげ横丁には「来る福招き猫まつり」が開催される時期があり、全国から様々な招き猫が集結します。その数は圧巻で、もしかしたら日本一かも?
伊勢うどんや手こね寿司などの伊勢名物グルメ、赤福餅などの甘味、伊勢木綿や真珠製品などのお土産物屋が軒を連ね、食べ歩きやお買い物が楽しめます。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような賑わいで、お伊勢参りの楽しみがさらに増しますね。
飼育種類数日本一!ジュゴンに会えるのはここだけかも?
鳥羽水族館、実は“決まった順路がない”って知ってた?
日本で唯一ジュゴンを飼育展示していることで有名な鳥羽水族館。その飼育種類数はなんと約1200種と日本一を誇ります!
面白いのは、館内に「観覧順路」が設けられていないこと。これは、来館者が自由に好きな生き物から見られるようにという配慮からだそうです。
アシカショーやセイウチのふれあいタイムなど、パフォーマンスも充実。人魚伝説のモデルとも言われるアフリカマナティーにも会えますよ。
何度訪れても新しい発見がある、まさに海の生きものたちのパラダイス。自分だけの探検ルートを見つけてみては?
F1日本GP開催地!遊園地も併設で家族みんなで楽しめる。
鈴鹿サーキットのコース、実は“世界でも珍しい立体交差”がある!?
F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなど、数々のビッグレースの舞台となる鈴鹿サーキット。
その国際レーシングコースは、世界でも珍しい8の字型の立体交差を持つレイアウトなんです。これにより、コースの全長が長くなり、多彩なコーナーが生まれています。
隣接する遊園地「モートピア」では、自分で運転できるアトラクションが豊富で、子供たちが交通ルールや運転の楽しさを学べます。
レーシングカーの迫力ある走行を間近で見たり、自分でカートを運転したり、モータースポーツの魅力が満喫できる場所ですね。
絶叫マシンの聖地!国内最大級の遊園地でスリル満点体験。
ここのジェットコースター、実は“ギネス世界記録”を持ってるってマジ!?
日本を代表するアミューズメントパーク、ナガシマスパーランド。その魅力は何と言っても多彩な絶叫マシン!
中でも「スチールドラゴン2000」は、走路全長、最高部高さ、最大落差、最高速度の4項目でギネス世界記録に認定されたことがあるモンスターコースターなんです。
夏には日本最大級の海水プール「ジャンボ海水プール」もオープン。温泉施設「湯あみの島」やアウトレットモール「ジャズドリーム長島」も隣接しています。
一日中遊び尽くせるエンタメアイランド。絶叫好きなら一度は挑戦したいアトラクションが目白押しですよ!
四季の花々と国内最大級イルミ!光と花の競演に感動。
なばなの里のイルミネーション、実は“電球の数”が毎年増えてる!?
国内最大級のスケールを誇る「なばなの里イルミネーション」。その美しさと壮大さは、訪れる人々を魅了し続けています。
驚くことに、使用されるLED電球の数は年々進化しており、常に最新の技術と演出で私たちを驚かせてくれるんです。まさに光の芸術ですね。
春にはチューリップやネモフィラ、梅、桜、夏にはあじさいや花しょうぶ、秋にはコスモスやダリアなど、一年を通じて美しい花々が楽しめます。
特に「ベゴニアガーデン」は圧巻。イルミネーションの時期以外も、花の楽園として楽しめるスポットですよ。
お伊勢さんと熊野三山を結ぶ祈りの道。美しい石畳と自然を歩く。
この古道、実は“江戸時代のお伊勢参りブーム”で大賑わいだった!?
伊勢神宮から熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと続く熊野古道伊勢路。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。
江戸時代には「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われるほど、多くの人々がこの道を歩いてお伊勢参りや熊野詣でを行いました。その賑わいは相当なものだったとか。
美しい石畳道や竹林、峠越えなど、変化に富んだルートが魅力。馬越峠や松本峠などは特に人気があります。
昔の人々の篤い信仰心に思いを馳せながら、歴史と自然が織りなす道を歩いてみてはいかがでしょう。心洗われる体験が待っています。
縁結びのシンボル!岩の間から昇る朝日は絶景のパワースポット。
夫婦岩のしめ縄、実は“年に3回も”張り替えられるって知ってた?
伊勢湾に浮かぶ大小二つの岩が太いしめ縄で結ばれた夫婦岩。古来より日の出遙拝所として知られています。
このしめ縄は、なんと年に3回(5月・9月・12月)、「大注連縄張神事(おおしめなわはりかえしんじ)」として張り替えられるんです。1本の長さは約35m、重さは約40kgもあるとか!
夫婦岩は、沖合約700mに鎮まる猿田彦大神ゆかりの興玉神石と、日の出を拝む鳥居の役割を果たしていると言われています。
特に5月から7月頃には、岩の間から昇る朝日を見ることができ、その神々しい光景は感動的。縁結びや夫婦円満、交通安全のご利益があるそうですよ。
世界初の真珠養殖成功の地!真珠の魅力と海女文化に触れる。
ここの海女さん、実は“白い磯着”に秘密があったってホント!?
「真珠王」御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモト真珠島。
ここでは、昔ながらの白い磯着をまとった海女さんの潜水実演を見ることができます。この白い磯着は、海中でサメなどから身を守るための魔除けの意味があったと言われているんですよ。
島内には真珠博物館や御木本幸吉記念館があり、真珠の歴史や文化、養殖の仕組みなどを学べます。もちろん、美しい真珠製品のショッピングも楽しめます。
真珠の輝きと、それを育んだ人々の情熱、そして海女文化に触れることができる、まさに真珠のテーマパークですね。
情熱の国スペインを体験!アトラクションやパレードが満載。
このテーマパーク、実は“本物のスペインの職人”が建てた建物がある!?
太陽と情熱の国スペインの魅力をギュッと詰め込んだテーマパーク、志摩スペイン村「パルケエスパーニャ」。
園内の建物は、スペイン各地の代表的な建築様式を忠実に再現しており、中にはスペインから招いた本物の職人たちが手がけたものもあるんです。だから、まるで本当にスペインにいるかのような気分を味わえるんですね。
スリル満点の絶叫マシンから、子供も楽しめるアトラクション、華やかなパレードやキャラクターショーまで、エンターテイメントが盛りだくさん。
フラメンコショーやスペイン料理も楽しめて、一日中スペインを満喫できます。オーレ!
忍者屋敷のからくり体験!迫力満点の忍術実演ショーも必見。
ここの忍者屋敷、実は“普通の農家”に見せかけてたって知ってた?
伊賀流忍者の里として知られる伊賀上野にある伊賀流忍者博物館。その中心施設が、からくりがいっぱいの忍者屋敷です。
この屋敷は、一見すると普通の茅葺き屋根の農家ですが、内部には「どんでん返し」や「隠し戸」「刀隠し」など、敵から身を守るための様々な仕掛けが施されています。<くノ一(女忍者)が案内してくれるんですよ。
忍者伝承館では本物の手裏剣など忍具を展示、忍術体験館では手裏剣打ち体験もできます。迫力満点の阿修羅NINJAショーも見逃せません!
あなたも忍者になりきって、ミステリアスな世界を探検してみては?ニンニン!
忍者の修行場だった渓谷美!大小の滝とオオサンショウウオ。
この滝の名前、実は“役行者の伝説”に由来するってホント!?
室生赤目青山国定公園の中心に位置する赤目四十八滝。その名前は、修験道の開祖・役行者がこの地で修行中、赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったという伝説に由来すると言われています。
「四十八滝」とは滝の数が多いことを意味し、実際には不動滝、千手滝、布曳滝など、個性豊かな滝が約4kmの遊歩道沿いに続いています。
かつては伊賀流忍者の修行の場だったとも伝えられています。渓谷には国の特別天然記念物オオサンショウウオも生息しているんですよ。
新緑や紅葉の季節は特に美しく、マイナスイオンを浴びながらのハイキングは最高です。忍者気分で散策するのも楽しいかも?
四季の絶景空中散歩!春ツツジ、夏涼風、秋紅葉、冬樹氷。
御在所岳の奇岩、実は“お坊さん”や“お地蔵さん”に見える!?
標高1212mの御在所岳。その山頂へは約15分の空中散歩が楽しめる御在所ロープウエイが運行しています。
山中には、長い年月の風雨によって削られた奇岩怪石が多く点在し、「負ばれ岩(おばれいわ)」や「地蔵岩」など、ユニークな名前が付けられています。
地蔵岩は、絶妙なバランスで二つの岩の間に挟まった四角い岩が、まるでお地蔵様のように見えることから名付けられました。落ちそうで落ちない姿は受験生にも人気だとか。
春はアカヤシオ、夏は避暑、秋は紅葉、そして冬は美しい樹氷と、一年を通してダイナミックな自然景観が楽しめます。まさに天空の別天地ですね。
距離感ゼロのふれあい水族館!海の生きものたちが目の前に。
ここのトド、実は“膝枕”してくれるってホント!?
「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス」、愛称「伊勢シーパラダイス」は、海の生きものたちとの距離が近いことで大人気の水族館です。
中でも有名なのが、トドやアザラシ、セイウチなどとのふれあいイベント。なんと、巨大なトドに膝枕をしてもらったり、セイウチにタッチしたりできるんです!
ゴマフアザラシとの「ごろりんタイム」では、まるでペットのようにアザラシが膝の上に乗ってくることも。こんな体験ができる水族館は他になかなかありませんよね。
夫婦岩のすぐそばにあるので、伊勢参りと合わせて訪れるのもおすすめです。動物たちの可愛らしさに癒やされること間違いなし!
安土桃山時代へタイムスリップ!忍者体験や温泉も楽しめる。
このテーマパーク、実は“本物の温泉”が湧き出てるって知ってた?
伊勢市にある「伊勢忍者キングダム」は、安土桃山時代の街並みや文化を体験できるテーマパークです。(旧:伊勢安土桃山城下街)
忍者ショーや時代劇、弓矢体験などアトラクションが満載ですが、実は園内には「安土城下の湯」という天然温泉施設もあるんです。
お芝居を観たり、忍者体験をしたりした後に、ゆっくり温泉に浸かれるなんて最高ですよね。しかも、伊勢湾を一望できる露天風呂もあるとか。
グルメも充実しており、伊勢うどんや松阪牛料理などが味わえます。まるで時代劇の主人公になった気分で、一日中楽しめますよ。
「美人の湯」としても有名!御在所岳の自然に抱かれた温泉郷。
この温泉地、実は“鹿が傷を癒した”という伝説があるって知ってた?
奈良時代に発見されたと伝わる湯の山温泉。その開湯伝説によれば、傷ついた鹿が湯に浸かって傷を癒したことから「鹿の湯」とも呼ばれていたそうです。
泉質はアルカリ性ラジウム泉で、お肌がすべすべになる「美人の湯」として古くから親しまれてきました。
御在所岳の麓に位置し、四季折々の渓谷美を眺めながら温泉を楽しめるのが魅力。ロープウェイで山頂へ行けば、絶景も待っています。
昔の文人墨客も多く訪れたというこの地で、鹿の伝説に思いを馳せながら、ゆっくりと湯浴みを楽しんでみてはいかがでしょう。
清少納言も愛した「七栗の湯」!とろりとした湯ざわりで美肌に。
この温泉、実は“枕草子”にも登場するってホント!?
伊勢平野の西、布引山系の麓に湧く榊原温泉。その歴史は古く、平安時代の才女・清少納言が「枕草子」の中で「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と讃えた「ななくりの湯」こそが、この榊原温泉だと言われています。
泉質はアルカリ性単純温泉で、pH値が高く、湯に浸かると肌がツルツルになることから「美肌の湯」として名高いんです。
のどかな田園風景に囲まれ、静かで落ち着いた雰囲気。日帰り入浴施設や温泉旅館が点在しています。
千年の時を超えて愛される名湯で、清少納言も体験したかもしれない「とろすべ」の湯触りをぜひ実感してみてください。
巨大な風車群が壮観!伊勢湾まで見渡せる絶景パノラマロード。
この高原の風車、実は“関西最大級の数”を誇るって知ってた?
標高600mから800mに広がる青山高原。その稜線には、関西最大級の規模を誇る約90基もの巨大な風力発電の風車が立ち並んでいます。
青空の下、白い風車がゆっくりと回る光景は、まるで異国の地のよう。ドライブやツーリングにも人気のスポットです。
天気が良ければ、伊勢湾や遠くは知多半島、時には富士山まで見えることもあるとか!まさに360度の大パノラマですね。
ハイキングコースも整備されており、四季折々の自然を満喫できます。特にツツジの季節は見事ですよ。風と緑を感じる爽快な一日をどうぞ。
英虞湾のリアス海岸を一望!ミシュランも認めた絶景テラス。
この展望台からの眺め、実は“ミシュラン・グリーンガイド”で星を獲得してる!?
志摩半島のほぼ中央、標高203mの横山に位置する横山展望台。ここからは、大小60余りの島々が浮かぶ英虞湾(あごわん)のリアス式海岸を一望できます。
その美しいパノラマ景観は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得するほどなんです。まさに世界が認めた絶景ですね。
カフェテラス「ミラドール志摩」も併設されており、地元の食材を使った軽食やスイーツを味わいながら、ゆっくりと景色を楽しめます。
特に夕暮れ時は、空と海が茜色に染まり、幻想的な雰囲気に。伊勢志摩サミットの会場にもなった賢島も望めますよ。
白亜の天守と日本有数の高石垣!別名「白鳳城」とも呼ばれる名城。
このお城の石垣、実は“大阪城より高い”って知ってた?
伊賀のシンボルとして親しまれる伊賀上野城。その美しい白亜の三層の天守閣は、昭和初期に復興されたものです。
しかし、注目すべきはその石垣!本丸西側にある高さ約30mの石垣は、なんと大阪城の石垣よりも高く、日本有数の高さを誇るんです。
これは、築城の名手・藤堂高虎が、豊臣方への備えとして堅固な城を築こうとしたためと言われています。その迫力には圧倒されますね。
城内には、武具や藤堂家の資料などが展示されています。春には桜の名所としても知られ、多くの人で賑わいます。
江戸時代の宿場町へタイムスリップ!重要伝統的建造物群保存地区。
この宿場町、実は“ほぼ昔のままの姿”で残ってるってホント!?
東海道五十三次の47番目の宿場町として栄えた関宿。約1.8kmにわたって、江戸時代から明治時代にかけての町家約200棟が奇跡的に現存しています。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、まるで時代劇のセットに迷い込んだかのよう。電柱や自動販売機なども景観に配慮して設置されているんですよ。
本陣跡や旅籠、商家などを見学したり、資料館で歴史を学んだり。地元の名物「関の戸」という和菓子もぜひ味わってみてください。
昔の旅人気分で、のんびりと散策するのがおすすめです。当時の賑わいが聞こえてきそうですね。
日本最大級の商業リゾート!食・癒やし・知的好奇心を刺激する村。
このリゾート、実は“ミシュラン星付きの有名シェフ”が監修してる!?
三重県多気町に誕生した日本最大級の商業リゾート施設「VISON」。その広大な敷地には、産直市場、レストラン、ホテル、温浴施設、ミュージアムなどが点在しています。
特に「食」へのこだわりは強く、ミシュランガイドで星を獲得した有名シェフが監修する店舗や、地元食材を活かした料理が楽しめるお店が多数出店しているんです。
薬草湯や木育体験、醤油や味噌の醸造所見学など、日本の伝統文化や食文化を深く体験できるのも魅力。
まさに「美しい村」という名の通り、自然と調和した空間で、五感を満たす新しい旅のスタイルを提案しています。一日では回りきれないかも?
熊野灘の荒波が刻んだアート!伝説残る奇岩群は世界遺産。
この断崖絶壁、実は“坂上田村麻呂の鬼退治伝説”の舞台だった!?
熊野灘に面して約1.2km続く凝灰岩の大岩壁、鬼ヶ城。その名の通り、まるで鬼が棲んでいそうな荒々しくも雄大な景観が広がります。
平安時代の武将・坂上田村麻呂が、この地で鬼と恐れられた海賊「多娥丸(たがまる)」を討伐したという伝説が残っているんです。
地震による隆起と、熊野灘の激しい波風によって侵食されてできた無数の洞窟や奇岩は、まさに自然が作り出した芸術作品。世界遺産にも登録されています。
遊歩道を歩けば、千畳敷や鬼の風呂桶など、ユニークな名前の付いた見どころがたくさん。スリルと絶景を同時に楽しめますよ。
海に向かって吠える獅子!高さ25mの巨大な奇岩は国の名勝。
この獅子岩、実は“井戸の中から現れた”って伝説があるって知ってた?
熊野市の七里御浜海岸沿いにそびえ立つ、高さ約25mの巨大な奇岩「獅子岩」。
その姿は、まるで海に向かって咆哮する獅子のようで、見る者を圧倒します。この奇岩には、昔、この地にあった井戸の中から獅子の頭が現れ、村人を驚かせたという伝説が残っているんですよ。
地盤の隆起と海蝕によって形成された自然の造形美で、国の名勝および天然記念物に指定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部でもあります。
夕暮れ時には、獅子のシルエットが夕日に染まり、幻想的な光景が広がります。まさに自然が創り出したパワースポットですね。
日本最古の神社!?イザナミノミコトを祀る巨岩信仰の聖地。
この神社、実は“社殿がない”って知ってた?
日本書紀にも記されている日本最古の神社の一つと伝えられる花の窟神社。なんと、この神社には社殿がありません。
ご神体は、高さ約45mもの巨大な磐座(いわくら)。古来より、人々はこの巨岩そのものを、国生みの母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)の御陵として崇めてきました。
毎年2月2日と10月2日に行われる「お綱かけ神事」は圧巻。ご神体である巨岩の頂上から、麓の松の御神木へと約170mもの大綱が渡されます。
太古の自然信仰の形を今に伝える、まさに聖地と呼ぶにふさわしい場所。悠久の歴史と神秘的なパワーを感じてみてください。
日本の原風景!山肌を埋め尽くす1340枚の棚田は圧巻。
この棚田、実は“400年以上前”からほとんど形が変わってない!?
熊野市紀和町にある丸山千枚田は、約1340枚もの小さな水田が幾重にも重なり、山の斜面を埋め尽くす日本最大級の棚田です。
その歴史は古く、なんと江戸時代初期には既に2240枚の水田があったという記録が残っているとか。400年以上も前から、この美しい景観が保たれてきたんですね。
一時は耕作放棄地が増えましたが、地元住民やボランティアの努力によって保全活動が進められています。田植えや稲刈りの時期には多くの人で賑わいます。
四季折々に表情を変える棚田の風景は、まさに「日本の原風景」。心が洗われるような美しさに、きっと感動するはずです。
太平洋を一望!パールロード随一の絶景ビュースポット。
この展望台のレストラン、実は“空飛ぶ円盤”みたいな形してる!?
伊勢志摩の海岸線を走る絶景ドライブウェイ「パールロード」のほぼ中間地点にある鳥羽展望台。
標高163mの高台からは、太平洋の雄大なパノラマを一望できます。その景色はまさに絶景!
展望台には「食国蔵王(おすくにくらおう)」という名のレストランがあり、その建物がちょっとユニーク。まるで空飛ぶ円盤のような円形の形をしているんです。
地元の海の幸を使った料理や、名物の「とばーがー」などが楽しめます。日の出や夕日の名所としても知られ、ロマンチックな雰囲気に浸れますよ。
「肉の芸術品」とろける舌触りと霜降りの最高級和牛!
松阪牛、実は“ビールを飲ませてマッサージ”して育ててるってホント!?
日本三大和牛の一つとして名高い松阪牛。そのきめ細かい霜降りと、とろけるような舌触りは「肉の芸術品」と称されています。
昔は、食欲増進のためにビールを飲ませたり、血行促進のために焼酎でマッサージをしたりして育てていたという話もありますが、現在はそうした特別な飼育法は一般的ではないそうです。
しかし、一頭一頭丹精込めて、きめ細やかな管理のもとで育てられているのは間違いありません。その結果が、あの極上の肉質を生み出すんですね。
松阪市内には、すき焼きやステーキ、焼肉など、松阪牛を味わえる名店がたくさんあります。ぜひ本場の味を堪能してみてください!
伊勢神宮に仕えた斎王の宮殿跡!雅な王朝文化に触れる。
斎王の暮らし、実は“超セレブでミステリアス”だったって知ってた?
斎宮(さいくう)とは、天皇に代わって伊勢神宮の天照大御神に仕えた未婚の皇女(斎王)の宮殿のこと。約660年間、60人以上の斎王がここで暮らしました。
斎王の生活は、和歌や管弦など雅な文化に彩られる一方で、多くの制約もあり、非常にミステリアスなものだったと言われています。
斎宮歴史博物館では、発掘調査の成果や資料をもとに、謎に包まれた斎宮の姿を解き明かしています。「いつきのみや歴史体験館」では、当時の衣装体験などもできますよ。
源氏物語にも登場する斎宮。華やかで、どこか儚い王朝文化の世界に浸ってみてはいかがでしょう。
近未来的な光の絨毯!日本屈指の工場夜景パノラマ。
この工場夜景、実は“聖地”って呼ばれてるって知ってた?
近年、新たな観光資源として注目を集めている工場夜景。その中でも四日市コンビナートは、日本を代表する「工場夜景の聖地」の一つなんです。
無数のパイプラインやプラントが織りなす複雑な構造美、そして夜空を彩る幻想的な光は、まるでSF映画の世界に迷い込んだかのよう。
展望施設「四日市港ポートビル うみてらす14」や、夜景クルーズなど、様々な角度からその美しさを楽しむことができます。
かつては公害のイメージもありましたが、今はその圧倒的なスケールと光の饗宴が多くの人々を魅了しています。一度見たら忘れられない光景ですよ。
癒やしと食の複合リゾート!有名シェフ監修の美食と温泉。
ここのパン屋さん、実は“世界的に有名なパティシエ”が手がけてる!?
三重県菰野町にある「アクアイグニス」は、温泉、宿泊、レストラン、ベーカリーなどが集まる複合温泉リゾートです。
特に注目なのが、日本を代表するパティシエ辻口博啓氏が手がけるベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」やパティスリー「コンフィチュール アッシュ」。ここでしか味わえない絶品スイーツやパンを求めて多くの人が訪れます。
源泉100%かけ流しの片岡温泉や、いちご狩りが楽しめる農園もあり、まさに癒やしと食のパラダイス。
洗練された空間で、日常を忘れてリフレッシュできること間違いなし。地中美術館のようなアートな雰囲気も素敵ですよ。
圧巻のしだれ梅!期間限定で公開される梅の名木たちの競演。
この庭園の梅、実は“呉服枝垂(くれはしだれ)”という珍しい品種が中心!?
毎年早春の約1ヶ月間だけ公開される「鈴鹿の森庭園」は、日本の伝統園芸文化の継承と研究を目的としています。
園内には、全国から集められた約200本もの梅の名木が植えられており、特に「呉服枝垂」という八重咲きの美しいしだれ梅が多く見られます。
中には樹齢100年を超える古木もあり、その見事な咲きっぷりは息をのむほど。夜間にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
まさに「桃源郷」と呼ぶにふさわしい絶景。限られた期間だけの美しさを、ぜひ堪能しに訪れてみてください。
池田満寿夫の陶彫と鈴鹿山脈の自然が調和する美術館。
この美術館の名前、実は仏教用語の“波羅蜜多”に由来するって知ってた?
三重県菰野町、鈴鹿山脈の麓に佇むパラミタミュージアム。その「パラミタ」とは、サンスクリット語で「彼岸へ至る」を意味する仏教用語「波羅蜜多(はらみった)」に由来します。
館内には、芸術家・池田満寿夫の陶彫「般若心経シリーズ」が常設展示されているほか、様々な企画展が開催されます。
美しい自然に囲まれたロケーションも魅力で、四季折々の花々が楽しめる「パラミタガーデン」も併設。
アートと自然、そして東洋思想が融合した空間で、心豊かな時間を過ごせることでしょう。まさに「悟りの境地」に近づけるかも?
明治の匠の技が光る!皇族も宿泊した伊勢の迎賓館。
この建物、実は“伊勢神宮参拝の賓客”をもてなすために建てられた!?
伊勢市二見町、夫婦岩の近くに佇む賓日館は、明治20年(1887年)に伊勢神宮へ参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設されました。
歴代の皇族や各界の要人も数多く宿泊したという歴史ある建物で、国の重要文化財に指定されています。
桃山様式を取り入れた豪華絢爛な大広間や、繊細な欄間彫刻、美しい庭園など、明治時代の建築技術の粋を集めた見どころが満載。
館内は自由に見学でき、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような優雅な気分を味わえます。当時の華やかな社交場に思いを馳せてみては。
「上げ馬神事」で有名!伊勢の北の総鎮守「お多度さん」。
この神社の「上げ馬神事」、実は“馬が壁を駆け上がる”ってホント!?
「お多度さん」と親しまれる多度大社は、古くから「北伊勢大神宮」とも呼ばれ、伊勢神宮の北の総鎮守として信仰を集めてきました。
毎年5月に行われる「上げ馬神事」は、馬に乗った少年が約2mもの急な崖を駆け上がる勇壮な祭りで、国の無形民俗文化財にも指定されています。
この神事は、馬が崖を駆け上がった回数や状態でその年の豊凶を占うもので、その迫力は圧巻の一言!
境内には、神の使いとされる白馬もいます。豊かな自然に囲まれた古社で、力強いパワーを感じてみてはいかがでしょう。
海と人々の暮らしを伝える!約6万点の貴重な実物資料は圧巻。
この博物館の建物、実は“海辺の収蔵庫群”をイメージしてるって知ってた?
鳥羽市にある海の博物館は、漁師や船乗り、海女など、海と共に生きてきた人々の歴史と文化を伝える専門博物館です。
その収蔵資料はなんと約6万点!そのうち約9割が実物資料というから驚きです。木造船約90隻をはじめ、漁具や船大工道具、海女の道具などが展示されています。
建物自体もユニークで、海辺に建ち並ぶ収蔵庫群をイメージしたデザイン。建築物としても高い評価を得ているんですよ。
海と人々の深いつながりを感じられる、見応えたっぷりの博物館。日本の豊かな海洋文化に触れてみてください。
帆船型遊覧船で英虞湾周遊!真珠の養殖筏やリアス海岸を巡る。
この遊覧船、実は“3本マストの帆船”を模してるって知ってた?
伊勢志摩サミットの会場にもなった賢島から出航する「賢島エスパーニャクルーズ」。
その遊覧船「エスペランサ」は、16世紀のスペインのカラック船をモチーフにした3本マストの帆船型なんです。なんだか大航海時代の冒険気分を味わえそうですね。
約50分のクルーズでは、真珠の養殖筏が浮かぶ穏やかな英虞湾(あごわん)の美しいリアス式海岸や、大小さまざまな島々の景観を楽しめます。
途中、真珠モデル工場に立ち寄り、核入れ作業の見学もできるんですよ。潮風を感じながら、優雅な船旅を満喫してみてはいかがでしょう。
三島由紀夫『潮騒』の舞台!伊勢湾に浮かぶ自然豊かな離島。
この島、実は“古墳時代の遺跡”も見つかってるってホント!?
鳥羽港から定期船で約30分、伊勢湾の入口に浮かぶ神島。文豪・三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台として一躍有名になりました。
物語に登場する八代神社や神島灯台、監的哨(かんてきしょう)跡など、ロケ地巡りも楽しめます。手つかずの自然が残り、のどかで美しい島です。
実はこの島、古代から人が住んでいたようで、古墳時代の祭祀遺跡なども発見されているんです。歴史のロマンも感じられますね。
新鮮な海の幸も魅力の一つ。都会の喧騒を離れて、ゆったりとした島時間を過ごしてみてはいかがでしょう。新しい恋が芽生えるかも?
「絵描きの町」のシンボル!白亜の灯台と荒々しい海蝕崖。
この灯台の周り、なぜ“絵描きの町”って呼ばれてるの?
志摩半島の南東端、太平洋に突き出た大王崎に立つ白亜の灯台、大王埼灯台。
この周辺は、昔から多くの画家たちが訪れ、その美しい風景を描いてきたことから「絵描きの町」として知られています。確かに、どこを切り取っても絵になるような景色ですよね。
灯台は内部を見学でき、らせん階段を登ると、太平洋の雄大なパノラマが広がります。周辺には、波の侵食によってできた荒々しい海蝕崖や、風情ある漁村の風景も楽しめます。
「日本の灯台50選」にも選ばれているこの灯台。あなたも絵筆を取りたくなってしまうかもしれませんよ。
柱状節理の断崖が続く渓谷美!関西の耶馬渓とも称される。
この渓谷の岩壁、実は“巨大な屏風”みたいに見えるってホント!?
名張川の支流、青蓮寺川の上流に約8kmにわたって続く香落渓。その両岸には、火山活動によってできた柱状節理の断崖絶壁がそそり立っています。
特に「屏風岩」と呼ばれる巨大な岩壁は、まるで巨大な屏風を立てたかのような迫力で、見る者を圧倒します。まさに自然が創り出したアートですね。
その景観の美しさから「関西の耶馬渓」とも呼ばれています。新緑の季節や、渓谷全体が燃えるように色づく紅葉の時期は特に見事。
ドライブやハイキングで、ダイナミックな自然の造形美を堪能してみてはいかがでしょう。マイナスイオンもたっぷりですよ。
四季折々の花と緑が楽しめる!鈴鹿市の都市緑化植物園。
この公園、実は“世界の椿”がたくさん見られるって知ってた?
鈴鹿市の中心部に位置する鈴鹿フラワーパークは、四季を通じて様々な花や緑と親しめる都市公園です。
園内には、大温室やハーブ園、牡丹園、花しょうぶ園などがあり、季節ごとに美しい花々が咲き誇ります。
特に、園内には世界の椿を集めた「椿園」があり、約300品種もの椿が植えられているんです。早春には色とりどりの椿の花が楽しめますよ。
広大な芝生広場や子供向けの遊具もあり、家族でのんびり過ごすのにぴったり。入園無料なのも嬉しいポイントですね。
農業と食の体験型パーク!手作りウインナーやパン作りも。
このファームの豚さん、実は“ショーに出演する”スターがいるって知ってた?
伊賀の里山に広がる「伊賀の里モクモク手づくりファーム」は、自然・農業・食をテーマにした体験型の農業公園です。
ここでは、ミニブタのショーが毎日開催されており、ハードルを越えたり、ボールを転がしたりと、賢くて可愛いミニブタたちのパフォーマンスを見ることができるんです。
他にも、手づくりウインナー教室やパン焼き体験、乳しぼり体験など、様々な手作り体験プログラムが充実。地元の食材を使ったレストランや、温泉、宿泊施設もあります。
見て、触れて、作って、食べて、自然の恵みを五感で感じられる場所。家族みんなで「もくもく」楽しんでみてはいかがでしょう。