大分で外せない観光スポットを厳選してご紹介。
大分を代表する3つの見どころをピックアップ!
・別府地獄めぐり:見て楽しむ温泉!海地獄や血の池地獄など、自然の驚異を感じる奇観巡り。
・湯布院:由布岳の麓に広がる、アートと自然が調和した温泉地。金鱗湖や湯の坪街道の散策が人気。
・九重“夢”大吊橋:日本有数の高さを誇る歩行者専用の吊橋。足がすくむ絶景と大自然のパノラマを体感。
ここは入る温泉じゃない!見て楽しむ、奇観の温泉めぐり。
地球の息吹を、五感で感じるエンターテイメント!
千年以上前から噴出する源泉をめぐる、別府観光のハイライト。コバルトブルーの「海地獄」や、真っ赤な「血の池地獄」など、多様な「地獄」が点在します。
これら7つの地獄は、国の名勝にも指定されている貴重な自然現象です。
◆見どころ:地獄の蒸気で蒸した、プリンや温泉たまごは必食の美味しさです。
◆豆知識:ワニを飼育している「鬼山地獄」は、温泉熱を利用したワニ園。地獄なのになぜかワニがいます。
◆アクセス:JR別府駅からバスで約20分。「海地獄前」または「鉄輪」で下車するのが便利です。
由布岳の麓、アートと自然が調和した温泉地を散策。
朝霧が立ち込める湖は、まさに幻想的!
湖の魚の鱗が、夕日に輝いて金色に見えたことから名付けられた金鱗湖。湖底からは温泉と清水が湧き出ており、年間を通じて水温が高いのが特徴です。
湖へ続く約800mの「湯の坪街道」には、お洒落な雑貨店やカフェ、スイーツ店がずらりと並び、散策に最適です。
◆見どころ:秋から冬の早朝、湖面から霧が立ち上る幻想的な光景は必見です。
◆豆知識:あまりの誘惑の多さに、湖に着く前にお腹も財布もいっぱいになってしまうかもしれません。
◆アクセス:JR由布院駅から徒歩約20分で金鱗湖に到着します。
高さ日本一!天空の散歩道から望む、360度の大パノラマ。
足がすくむほどの高さと、息をのむ絶景!
長さ390m、高さ173mを誇る、歩行者専用としては日本一高い吊橋。大人2,800人が乗っても耐えられる頑丈な設計です。
橋の上からは、日本の滝百選の「震動の滝」や、紅葉の名所「九酔渓」を望むことができます。
◆見どころ:橋の中央部は床が金網になっており、真下が見えるスリル満点の構造になっています。
◆豆知識:橋を渡りきった先には展望台があり、ご当地バーガーなどのグルメも待っています。
◆アクセス:大分自動車道 九重ICから車で約25分。
全国に4万社以上ある八幡様の総本宮。パワースポットの宝庫。
作法は「二拝四拍手一拝」。神様への敬意を込めて!
皇室も篤く崇敬した、伊勢神宮に次ぐ宗廟(そうびょう)とされた由緒ある神社。広大な境内には、国宝の本殿をはじめ、朱塗りの美しい社殿が立ち並びます。
八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后の三柱をご祭神としています。
◆見どころ:境内には、願いが叶う「夫婦石」や、一生に一度だけ願いを叶えてくれる「願掛け地蔵」など、パワースポットが多数あります。
◆豆知識:皇室からの勅使(ちょくし)だけが通れる「呉橋(くれはし)」は、10年に一度だけ一般公開されます。
◆アクセス:JR宇佐駅からバスで約10分。
金網張りのジャングルバスで、野生動物の生態に大接近!
ライオンにエサやり!迫力満点のサファリ体験!
広大な敷地に、約70種1400頭羽の動物たちが暮らす、日本最大級のサファリパーク。自家用車か、名物の「ジャングルバス」に乗って園内を巡ります。
ジャングルバスでは、ライオンやキリン、ゾウなどの猛獣や大型草食動物に、目の前でエサをあげることができます。
◆見どころ:金網一枚隔てただけの距離で見るライオンの大きな口は、大人でもドキドキです。
◆豆知識:ふれあいゾーンでは、カンガルーやリスザルなど、かわいい動物たちと直接触れ合えます。
◆アクセス:別府ICから車で約15分。JR別府駅から路線バスも利用可能です。
動物たちと“なかよくなる”がテーマの新感覚水族館。
まるでアート!海の中にいるような没入感!
別府湾を望む、動物たちのパフォーマンスとアートな展示が魅力の水族館。セイウチのコミカルなショーや、イルカの迫力あるパフォーマンスは必見です。
館内は、まるで海の中にいるような没入感のあるデザインで、ただ見て回るだけでも楽しめます。
◆見どころ:サンゴ大水槽は、上から差し込む自然光でキラキラと輝き、まるで宝石箱のようです。
◆豆知識:すぐ隣は野生のサルで有名な「高崎山自然動物園」。セットで訪れると、海の生き物と山の生き物を一日で制覇できます。
◆アクセス:JR別府駅からバスで約15分。
野生のニホンザルを間近で観察!サルたちの社会がここにある。
ボスザルは誰だ!サルの社会をのぞき見!
標高628mの高崎山に生息する、約1000頭の野生のニホンザルを餌付けしている動物園。2つの群れが交代で山から下りてくる様子を、すぐ目の前で観察できます。
毛づくろいをしたり、ケンカをしたり、子ザルがじゃれ合ったりと、その姿は人間社会さながらです。
◆見どころ:餌の時間になると、一斉にサルたちが集まる「寄せ場」は圧巻。冬には「サル団子」が見られることも。
◆豆知識:歴代のボスザルには「ベンツ」などユニークな名前が付けられます。現在のボスは誰か要チェック!
◆アクセス:JR別府駅からバスで約15分。「うみたまご」の目の前です。
平安〜鎌倉時代の傑作。日本で唯一、国宝に指定された磨崖仏。
1000年の時を超えて、微笑む石の仏様!
凝灰岩の岩壁に刻まれた、60体以上の石仏群。日本の石仏を代表する存在で、そのうち59体が、磨崖仏としては日本で初めて国宝に指定されました。
その穏やかで気品のある表情は、見る人の心を和ませてくれます。
◆見どころ:特に、凛とした表情の「古園石仏大日如来像」は、日本の仏像彫刻の最高傑作の一つと称されています。
◆豆知識:誰が、いつ、何のために造ったのか、多くが謎に包まれているミステリアスな仏様たちです。
◆アクセス:JR臼杵駅からバスで約20分。
「九州の小京都」と呼ばれる、江戸時代の面影が残る町並み。
まるで江戸時代に迷い込んだような、レトロな散歩道!
江戸時代、幕府の直轄地「天領」として栄えた日田。その中心地である豆田町には、当時の商家や土蔵が今も数多く残っています。
電柱が地中化され、美しい景観が保たれているのも魅力。着物をレンタルして散策するのもおすすめです。
◆見どころ:名物の「日田まぶし」や、パリパリ食感の「日田やきそば」などのご当地グルメも楽しめます。
◆豆知識:日田は下駄の産地としても有名。カランコロンと音を立てながら散策するのも風情があります。
◆アクセス:JR日田駅から徒歩約15分。
奇岩と渓谷が織りなす絶景地。禅海和尚が手彫りしたトンネル。
ノミと槌だけで、30年かけて掘り抜いた執念のトンネル!
日本新三景にも選ばれた、広大な渓谷「耶馬渓」。その中でも有名なのが、禅海和尚が通行の難所だった断崖に、手作業で掘ったとされるトンネル「青の洞門」です。
菊池寛の小説『恩讐の彼方に』のモデルにもなり、全国的にその名が知られるようになりました。
◆見どころ:現在も、明かり採りの窓など、手で掘った跡が残されており、その執念と慈悲の心を感じられます。
◆豆知識:周辺はサイクリングロードが整備されており、紅葉の季節は特に美しい景色を楽しめます。
◆アクセス:JR中津駅からバスで約30分。
豊後水道の速い潮流で育った、日本屈指の高級ブランド魚。
その味と歯ごたえは、まさに魚の王様!
大分市の佐賀関で一本釣りされる、マアジとマサバのトップブランド。豊後水道の速い潮流で育つため、身が引き締まっています。
佐賀関の漁師が獲り、大分県漁協佐賀関支店の組合員が水揚げしたものだけが、その名を名乗ることを許されます。
◆見どころ:引き締まった身と、上品な脂の乗りは絶品。刺身で味わうのが一番です。
◆豆知識:鮮度を保つため、漁師は釣った魚に手を触れず、生け簀まで運びます。まさにVIP待遇です。
◆アクセス:大分市内の郷土料理店や寿司店で味わうことができます。
阿蘇くじゅう国立公園内。雄大な自然が広がる天空の高原。
視界を遮るものがない、開放感あふれる大草原!
くじゅう連山を望む、標高1,000m級の広大な高原。やまなみハイウェイをドライブすれば、まるで北海道やスイスのような景色が広がります。
トレッキングや乗馬など、大自然を満喫できるアクティビティも豊富です。
◆見どころ:久住花公園では、季節ごとにチューリップやラベンダーなど、500種500万本の花が咲き誇ります。
◆豆知識:ガンジー牛の濃厚なソフトクリームは、高原ドライブのお供に欠かせません。
◆アクセス:大分自動車道 九重ICから車で約50分。
川沿いに露天風呂が点在する、野趣あふれる温泉郷。
川のせせらぎを聞きながら、開放感抜群の湯浴み!
奈良時代の『豊後国風土記』にも登場する、1300年の歴史を持つ温泉。玖珠川の川岸に、5つの共同露天風呂が点在しています。
簡単な脱衣所があるだけの、ワイルドな雰囲気が魅力で、温泉好きにはたまりません。
◆見どころ:川のすぐ横にある湯船は、自然との一体感を存分に味わえます。
◆豆知識:あまりに開放的で、対岸から見えてしまうことも。入浴するには少し勇気が必要かもしれません。
◆アクセス:JR天ケ瀬駅から徒歩圏内に共同浴場が点在しています。
水郷・日田の美味しい水で造られる、ビールの工場見学。
工場見学の後は、できたて生ビールの試飲!
ビールの製造工程を、ガイドの説明付きで見学できる施設。「水郷日田」と呼ばれる名水の地ならではの、水へのこだわりから学ぶことができます。
併設のレストランでは、ビール園ならではのジンギスカンや、日田の郷土料理も味わえます。
◆見どころ:見学ツアーの最後には、できたての黒ラベルやヱビスビールを2杯まで無料で試飲できます。
◆豆知識:ドライバーや未成年者には、ノンアルコールビールやソフトドリンクが用意されているので安心です。
◆アクセス:日田ICから車で約5分。JR日田駅から無料シャトルバスも運行しています。
香水の歴史を学び、世界に一つのオリジナル香水を作る。
旅の思い出を、自分だけの香りに込めて!
香りの歴史や、貴重な香水瓶のコレクションなどを展示する、世界的にも珍しい香りの専門ミュージアム。別府大学の施設の一つです。
香りのプロである調香師の指導のもと、本格的な香水作りを体験できます。
◆見どころ:一番人気は、たくさんの香料の中から好きな香りを選んで、自分だけのオリジナル香水を作る体験です。
◆豆知識:クレオパトラやマリー・アントワネットが愛した香りも再現されています。気分はもう女王様?
◆アクセス:JR別府大学駅から徒歩10分。
キリシタン大名・大友宗麟が築いた、天然の要塞。
桜の名所として、市民に愛される城跡公園!
かつては臼杵湾に浮かぶ「丹生島(にうじま)」に建てられた、天然の地形を巧みに利用した城。現在は公園として整備され、市民の憩いの場となっています。
本丸には、大友宗麟の資料を展示する資料館もあります。
◆見どころ:春には約800本の桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。夜のライトアップも幻想的です。
◆豆知識:城内には、日本で初めて使われたというポルトガル製の大砲「フランキ砲」のレプリカが展示されています。
◆アクセス:JR臼杵駅から徒歩約10分。
夏の風物詩「滝すべり」が楽しめる、家族連れに人気の滝。
天然のウォータースライダーで、大人も子供も大はしゃぎ!
二段落としの滝で、下の滝はなだらかな一枚岩。夏になると、この岩盤を滑り降りる「滝すべり」を楽しむ人々で賑わいます。
その歴史は古く、江戸時代にはこの地を訪れた文人墨客にも親しまれました。
◆見どころ:滝壺の周りは広く、水遊びや休憩に最適。まさに天然のプールです。
◆豆知識:滝すべりには、浮き輪や丈夫なビニール袋が必須アイテム。お尻が痛くならないための知恵です。
◆アクセス:大分自動車道 九重ICから車で約20分。
標高1375mの鶴見岳山頂へ、約10分の空中散歩。
別府の街と湯けむりを、一望する大パノラマ!
西日本最大級、101人乗りの大型ゴンドラで、鶴見岳の山頂まで一気に登るロープウェイ。眼下には別府市街や別府湾、遠くは四国まで見渡せます。
鶴見岳は、今も活動する活火山であり、山頂にはいくつかの噴火口跡を見ることもできます。
◆見どころ:春はミヤマキリシマ、夏は涼、秋は紅葉、冬は霧氷と、四季折々の絶景が楽しめます。
◆豆知識:山頂には七福神が祀られており、縁起の良い「七福神めぐり」もできます。
◆アクセス:JR別府駅からバスで約20分。
豊後国一宮。樹齢3000年の大クスが迎える、森の古社。
森閑とした境内で、太古の生命力に触れる!
827年創建と伝わる、豊後国(現在の大分県)で最も格式の高い神社。「厄除開運」や「勝負運」にご利益があるとされています。
宇佐神宮に次ぐ、九州の八幡宮として篤い信仰を集めてきました。
◆見どころ:国の天然記念物に指定されている、樹齢3000年を超える大クスは、圧倒的な存在感です。
◆豆知識:本殿の周りにある彫刻には、なぜか白い象や青い龍など、南国風のモチーフが見られます。
◆アクセス:大分駅から車で約20分。