鳥取砂丘・大山・水木しげるロードで“とっとり”を満喫!
鳥取砂丘
日本海に面した広大な海岸砂丘。パラグライダーやラクダ乗り体験も楽しめる鳥取のシンボル。
大山
伯耆富士とも呼ばれる霊山。四季折々のブナ林トレッキングとスキーリゾートが魅力。
水木しげるロード
ゲゲゲの鬼太郎の世界が広がる商店街。120体超の妖怪ブロンズ像と夜間ライトアップが人気。
“日本最大級の砂漠”で海と風紋の絶景サファリ体験
日本海が育てた黄金の“動く砂漠”
鳥取砂丘は 2 万年以上かけて日本海の砂が運ばれ、東西 16 km・南北 2.4 km にわたる砂の大海原を形成しています。
真夏は表面温度 60 ℃でも地下 30 cm は 18 ℃という天然クーラー層があり、昼夜の寒暖差で毎朝新しい風紋アートが誕生します。
◆歴史・起源:縄文時代の黒曜石が出土し、古代人もここで漁具を磨いていたと考えられています。
◆見どころ:夕陽に染まる琥珀色の砂丘と満月が照らす銀色の夜砂丘は別世界の美しさです。
◆豆知識:観光ラクダは 1955 年に大阪から“転職”し、今も世代交代しながら勤務中です。
◆アクセス:JR 鳥取駅から路線バス 20 分「砂丘センター」下車、リフトで 3 分でビューポイントへ。
透明度 25 m!青と白のコントラストがまぶしいリアス海岸
透明度 25 m、エメラルドのリアス楽園
花崗岩の断崖と白砂ポケットビーチが 15 km 続き、グラスボートから海底のウニまで見えるほど海水はクリスタルです。
春の淡い新緑、夏のエメラルドグリーン、冬の荒波スプラッシュと四季で彩りが変わる“山陰松島”として愛されています。
◆歴史・起源:平安の歌集『後拾遺和歌集』に詠まれ、江戸期は北前船寄港地として“海の銀座”と呼ばれました。
◆見どころ:千貫松島の夕陽シルエットと SUP でしか行けない青の洞窟は最強の映えスポットです。
◆豆知識:海が澄みすぎて船長は「今日は底が見えすぎて操船が恥ずかしい」と笑います。
◆アクセス:JR 岩美駅から町営バス 10 分「浦富海岸口」下車、電動自転車で海風ライドも快適です。
伯耆富士の名峰で四季トレッキング&星空リトリート
伯耆富士、四季が彩る天空の聖域
標高 1,709 m の大山は優雅な稜線と荒々しい北壁を併せ持ち、ブナ原生林の紅葉や霧氷が四季折々のドラマを生みます。
山頂では弓ヶ浜と雲海の大パノラマが広がり、夜は降るような星と天の川が“天空テラス”を完成させます。
◆歴史・起源:奈良時代から修験道の霊山とされ、大山寺は牛馬守護の仏として信仰を集めました。
◆見どころ:夏の高山植物群落、冬のスノーモンスター、放牧ジャージー牛と山を重ねた写真は鉄板です。
◆豆知識:山頂トイレは雨水利用型で、晴天が続くと“節水修行モード”が発動します。
◆アクセス:JR 米子駅からバス 50 分「大山寺」下車、下山後は大山 G ビールで乾杯しましょう。
妖怪ブロンズ 120 体&影絵ライトアップで異界散歩
妖怪 120 体がお出迎え!夜は異界の残業
JR 境港駅から 800 m の商店街に妖怪ブロンズ 120 体とスタンプ 35 種が並び、昼はスタンプラリー、夜は影絵ライトアップで“妖怪残業タイム”が始まります。
目玉おやじ最中や激辛鬼太郎カレーなど食べ歩きも充実し、歩くほどに人間界から妖怪界へと浸食されていきます。
◆歴史・起源:1993 年に第 1 期 23 体からスタートし、2020 年に 120 体コンプリートしました。
◆見どころ:妖怪神社の目玉石が 1 時間ごとに瞬き、願い事を“妖気”で受付けます。
◆豆知識:こなき爺像は 20 kg、抱っこチャレンジ成功者は翌日“妖怪腕立て”状態になるとか。
◆アクセス:JR 境港駅下車すぐ、米子鬼太郎空港から車 25 分で妖怪語の看板が出迎えます。
明治の白亜洋館でタイムスリップ&鳥取城跡ビュー
白亜洋館で味わう明治のハイカラ
1907 年竣工、旧池田藩主が皇太子(後の大正天皇)を迎えるため建てたルネサンス様式の迎賓館で、白い列柱と赤絨毯がハイカラな空間を演出します。
シャンデリアや螺旋階段には当時最高級の資材と職人技が光り、窓外には久松山と鳥取城石垣が借景として広がります。
◆歴史・起源:設計は宮内省技師・片山東熊で、迎賓用の西洋館としては山陰唯一の現存例です。
◆見どころ:春は桜、秋は紅葉が白壁に映え、2 階バルコニーから城下町を一望できます。
◆豆知識:映画『るろうに剣心』のロケ地、階段で“縮地ポーズ”を再現するファンが絶えません。
◆アクセス:JR 鳥取駅→100 円ループバス 10 分「仁風閣・県立博物館前」下車、久松公園も散策できます。
断崖絶壁に“投入”された国宝堂でスリル参拝
断崖に浮かぶ国宝ミステリー
平安後期に役行者が法力で本堂を断崖の窟へ投げ入れたという伝説が残る国宝で、鎖場と根渡りの修行コースを踏破すると絶壁に張り付く本堂が姿を現します。
岩肌に設置された檜皮葺の小堂は「どうやって建てたのか」と誰もが首をかしげる建築ミステリーの生き証人です。
◆歴史・起源:修験者が山中で即身成仏を目指した霊場で、平安期以来“投げ入れ信仰”が続きます。
◆見どころ:紅葉と檜皮屋根のコントラストは“宙に浮かぶ寺”の異名にふさわしい絶景です。
◆豆知識:受付で草履レンタル必須、スニーカーはむしろ滑りやすいという逆転現象があります。
◆アクセス:JR 倉吉駅→バス 40 分「三徳山」下車、下山後は三朝温泉で“湯治リカバリー”が定番です。
海に一歩で温泉!塩化物泉で“湯冷め知らず”の美肌旅
海と湯が溶け合う美肌シーサイド
1900 年に海岸の砂浜から湧出した日本屈指の塩化物泉で、湯冷めしにくく“天然化粧水”と評判の保湿力が自慢です。
海水浴場と温泉街が隣接し、朝ラン→海水浴→温泉という究極のチルサイクルをワンエリアで体験できます。
◆歴史・起源:日本最古級の海浜温泉で、昭和初期には“関西の奥座敷”として賑わいました。
◆見どころ:露天風呂から望む大山シルエットと日本海の夕陽は“三位一体ロケーション”です。
◆豆知識:日本初のトライアスロン開催地、完走者は温泉を“ゴールテープ”にして脚を即リカバリーします。
◆アクセス:JR 米子駅→路線バス 20 分「皆生観光センター」、米子鬼太郎空港からタクシー 15 分。
赤瓦と白壁映す玉川鏡、しょうゆソフトで町歩き
赤瓦と白壁が映すレトロ水鏡
玉川沿いに江戸〜明治期の酒蔵や醤油蔵が並び、赤瓦と白壁、柳並木の緑、川面の反射が四重奏を奏でるフォトジェニック空間です。
夕暮れには行灯ライトがともり、逆さ土蔵が水鏡に浮かぶノスタルジックな情景が広がります。
◆歴史・起源:江戸後期には山陰道の宿場町として栄え、灘の杜氏が技術を伝えた酒造地でもありました。
◆見どころ:しょうゆソフトに蔵出し醤油を“追いがけ”すると甘じょっぱ革命が起こります。
◆豆知識:郵便ポストまでも赤瓦の小屋根付きで、配達員がつい写真を撮りたくなる可愛さです。
◆アクセス:JR 倉吉駅→バス 12 分「赤瓦・白壁土蔵」、無料レンタサイクルで裏路地も探訪を。
“コナン駅”から 5 分!AR トリックで名探偵気分
名探偵の故郷で IQ が跳ねる
原画展示や声優体験、AR 謎解き迷路など“見る・聞く・推理する”が同時進行し、コナンの世界に没入できます。
等身大蘭姉ちゃんの正拳突き前で写真を撮り、推理ラリーで真犯人を当てれば探偵気分 MAX です。
◆歴史・起源:2007 年開館、青山氏の少年時代のスケッチやデビュー作資料を収蔵。
◆見どころ:AR ゴーグルで犯人シルエットが浮かぶ“バーチャル現場検証”。
◆豆知識:玄関チャイムが「真実はいつもひとつ!」で来館者の心拍を急上昇させます。
◆アクセス:JR 由良駅(愛称コナン駅)徒歩 5 分、駅前の足跡マークが館まで案内。
世界最大級ガラス温室と 1 km 花回廊で大山を額縁に
大山を額縁に 360° フラワーワールド
15 ha の園内に世界最大級ガラス温室と長さ 1 km の屋根付き回廊を備え、雨でも雪でも傘不要で花巡りが楽しめる全国屈指のフラワーパークです。
春のチューリップ 100 万球、夏のユリ 50 品種、冬の 17 万球イルミが大山をバックに咲き誇り、四季折々の花と光の競演が広がります。
◆歴史・起源:1999 年開園、地元・伯耆町と南部町を跨ぐ広域都市公園として整備されました。
◆見どころ:夜間ライトアップで温室が七色に染まり、花と光と大山が一枚の“動く絵画”に。
◆豆知識:園内カートは自動運転実証中で、乗客は“花畑の船長”気分で移動可能。
◆アクセス:JR 米子駅→無料シャトル(土日祝)40 分、米子道溝口 IC から車 10 分・駐車場 2,000 台。
世界唯一!巨大砂像が毎年テーマ替えで登場
砂で旅する一瞬限りの芸術宮殿
鳥取砂丘の砂と地下水だけで高さ 5〜10 m の超精密彫刻を創り、半年後には跡形もなく壊す“儚さを愛でる美術館”です。
毎年テーマ国が替わり、照明と荘厳な音響で砂像がまるで呼吸するかのような臨場感を演出します。
◆歴史・起源:2006 年に屋外イベントとして誕生、2012 年に常設館へ進化した世界初の砂像専門施設。
◆見どころ:夜間ライトアップでは砂粒が陰影をまとい、大理石の彫刻と見紛うほど立体的になります。
◆豆知識:展示終了後の崩砂は敷地整地や除雪用ストックにリサイクル、SDGs もバッチリ。
◆アクセス:JR 鳥取駅からバス 20 分「砂の美術館前」下車、鳥取砂丘まで徒歩 5 分。
因幡の白うさぎ伝説発祥!恋成就のパワースポット
神話うさぎが導く縁結びの社
古事記に登場する“因幡の白うさぎ”が大国主命と八上姫を結んだ物語の舞台で、境内には 46 羽の石うさぎが潜んでいます。
御身洗池の湧水で肌を清めると美白と良縁にご利益があるとされ、休日はカップルと女子旅で賑わいます。
◆歴史・起源:奈良期編纂『出雲国風土記』にも記載がある古社で、明治以前は海岸一帯を神域としていました。
◆見どころ:白兎絵馬に願いを書き“結び石”を鳥居上に投げ乗せると恋成就率アップと噂。
◆豆知識:境内のおみくじは全て“うさぎ型カプセル”で持ち帰り後は机上マスコット化必至。
◆アクセス:JR 鳥取駅からバス 40 分「白兎神社前」下車、白兎海岸 IC から車 2 分。
秀吉の兵糧攻め舞台!山上と山下を歩く石垣遺構
石垣が語る“渇え殺し”の籠城戦
標高 263 m の久松山全体を要塞化した山城で、豊臣秀吉の兵糧攻め(1581 年)により歴史に名を刻みました。
山下ノ丸の高石垣と曲輪、山頂本丸跡から望む鳥取平野と日本海は往時の攻防を体感させてくれます。
◆歴史・起源:戦国期に山名氏が築城、江戸期は池田藩 32 万石の政庁として 270 年続きました。
◆見どころ:春は約 240 本の桜が石垣を包み、夜桜ライトアップは“空中花筏”と称されます。
◆豆知識:本丸跡のベンチは絶景と電波良好で“城攻めワーケーション”に最適と地元民談。
◆アクセス:JR 鳥取駅から 100 円循環バス 8 分「仁風閣・県立博物館前」、登山道入口まで徒歩 3 分。
巨大梨タワーで学ぶ&味わう二十世紀梨ワールド
甘酸っぱさ広がる“梨の宇宙”
高さ 10 m のガラス製“巨大梨タワー”を中心に、梨の歴史・品種・料理まで体験できる国内唯一の梨ミュージアムです。
季節限定テイスティングでは二十世紀・王秋など旬の試食ができ、梨スムージーは完売必至の人気ドリンク。
◆歴史・起源:倉吉は 1904 年に二十世紀梨を全国へ出荷した発祥の地、館内に初代母樹の DNA 樹が保存。
◆見どころ:収穫シーズン限定の“梨皮むきタイムアタック”は最速 7 秒という達人記録。
◆豆知識:売店のドライ梨チップは宇宙食規格で開発、ISS 搭載を目指す計画進行中。
◆アクセス:JR 倉吉駅からバス 10 分「倉吉パークスクエア」下車すぐ。
松葉ガニからノドグロまで!朝獲れ海鮮パラダイス
山陰随一の“海の冷蔵庫”
水揚げ量日本トップクラスの境港に隣接し、仲買人の競り声が響く生鮮市場では 13 店舗が朝 8 時から活ガニをずらりと並べます。
その場でさばく刺身定食やカニ汁は“0 分鮮度”を実感でき、乾物や珍味の試食も豪快で胃袋崩壊注意。
◆歴史・起源:1950 年代に遠洋マグロ基地として開港、現在は紅ズワイ・松葉ガニ水揚げ量日本一。
◆見どころ:冬の初競りで松葉ガニに付く“タグ色当て”は観客も大興奮の運試し。
◆豆知識:建物屋根の風見鶏ならぬ“風見カニ”は強風でハサミを上下し漁の吉凶を占います。
◆アクセス:JR 境港駅から徒歩 10 分、米子鬼太郎空港から車 20 分。
世界屈指のラドン泉!川沿い露天と湯治文化
吸って効く“ラドンの奇跡”
ラドン含有量世界トップ級の弱放射能泉で“吸って・入って・飲んで”細胞活性化を促す“ホルミシス効果”が話題です。
大正ロマン漂う木造旅館と川沿いの無料露天“河原風呂”が並び、夜は湯煙に灯籠が映える幻想的な湯の町となります。
◆歴史・起源:1164 年、白狼に導かれた僧慈覚大師が源泉を発見したと伝わり“狼の湯”とも呼ばれます。
◆見どころ:毎年 5 月の三朝温泉祭で行われる“湯かむり神事”は湯治客の無病息災を祈願。
◆豆知識:湯上がり後 40 分以内に深呼吸すると吸入ラドン量が 2 倍になる“裏ワザ”が公式推奨。
◆アクセス:JR 倉吉駅からバス 20 分「三朝温泉口」下車、鳥取自動車道・湯原 IC から車 40 分。
平飼い卵の極上パンケーキ!牧場カフェと体験工房
“天美卵”が主役のスイーツ王国
放し飼いで育てた鶏のブランド卵「天美卵」を使い、1 日 1,000 枚焼くスフレパンケーキは午前で完売必至のふわとろ食感です。
バウムクーヘン工房や手づくりプリン体験も人気で、牧場内のヤギやアルパカとふれあいながら“甘い農場時間”を満喫できます。
◆歴史・起源:1994 年に廃校小学校跡を再生して創業、現在は年間 60 万人が訪れる“農村テーマパーク”。
◆見どころ:ガラス張りカフェから望む八東川と山並みは“エッグベネディクト映え”の鉄板背景。
◆豆知識:卵の自動販売機にはゆで卵熱々モードもあり、深夜のドライブ民を救済。
◆アクセス:若桜鉄道 八東駅からタクシー 7 分、鳥取自動車道 智頭 IC から車 25 分。
高さ 43 m の回廊展望室!日本海と大山を一望
海と空をつなぐガラス灯台
高さ 43 m のガラス張り展望室は 360°シースルー回廊で、境港の漁船隊や大山の稜線、日本海に沈む夕陽を一望できます。
エントランスでは鳥取・島根・海外姉妹港の特産品が並び“海のテイスティング”と称される食べ歩きも楽しめます。
◆歴史・起源:1997 年のジャパンエキスポ会場をリニューアル、“未来へ伸びる帆柱”をイメージしたデザイン。
◆見どころ:夕暮れ時の展望室はガラス床に空と海のグラデーションが映り込み、歩くたびに空中散歩感覚。
◆豆知識:タワーに併設する足湯は海抜 0 m、入ると“海面に座る”写真が撮れるとバズり中。
◆アクセス:JR 境港駅からバス 8 分「夢みなとタワー」下車、米子鬼太郎空港から車 15 分。
池泉回遊で味わう“本場サイズ”の宮廷庭園
山陰に現れたチャイナ宮殿
北京職人 145 名が手がけた本格中国宮廷庭園で、敷地 10,000 ㎡ に楼閣・回廊・九曲橋が並び“ミニ紫禁城”と称されます。
京劇ショーや変面パフォーマンスが毎日上演され、飲茶セットを頬張りながら異国情緒 120 % の散策が可能です。
◆歴史・起源:1996 年の日中友好の証として開園、山東省との交流拠点となっています。
◆見どころ:夜間ライトアップの赤提灯が池に映え、龍壁が水面に“ツインドラゴン”を描きます。
◆豆知識:回廊 1 周で 1,111 歩、風水的に“永遠の繁栄”を意味するとスタッフが解説。
◆アクセス:JR 松崎駅から徒歩 10 分、山陰道はわい IC から車 5 分。
開湯 1,200 年!湯かむり舞で知られる山陰最古湯
柄杓で浴びる千年の霊泉
pH 8.4 の単純泉は肌を包む“絹湯”と称され、旅館客室には必ず柄杓が置かれ頭から湯を浴びる“湯かむり”作法が伝わります。
三軒の老舗旅館が並ぶ静かな湯治場で、浴衣でカランコロンと下駄音を鳴らすとタイムスリップ気分が倍増します。
◆歴史・起源:奈良時代に慈覚大師が開湯、山陰最古湯として 1,200 年の湯煙を上げ続けています。
◆見どころ:毎年 4 月の湯かむり祭では舞妓が柄杓で湯を撒き無病息災を祈願。
◆豆知識:源泉蛇口は 42 ℃ の飲泉可、ほんのり硫黄味で“温泉ソーダ割り”が密かな楽しみ。
◆アクセス:JR 岩美駅から町営バス 12 分「岩井温泉」下車、鳥取砂丘から車 25 分。
標高 700 m 放牧牧場で絶景ソフトクリーム
“天空牧草地”で味わうしぼりたてミルク
大山隠岐国立公園内の放牧地でジャージー牛が草を食み、しぼりたて生乳を 24 時間以内に加工したソフトは濃厚なのに後味さっぱり。
レストランのチーズフォンデュやバターづくり体験も人気で、放牧牛と大山北壁を同一フレームに収める写真は SNS の定番です。
◆歴史・起源:1997 年開園、廃牧場を地域と鳥取県が協働でリノベした“公共系テーマ牧場”。
◆見どころ:4〜6 月の若草色、10 月のすすき銀野原と大山北壁のコントラスト。
◆豆知識:ソフトはコーンを逆さにしても落ちない粘度、自称“日本一揺さぶれるアイス”。
◆アクセス:JR 米子駅からバス 50 分「みるくの里入口」下車、山陰道大山高原 IC から車 10 分。
“演出写真”巨匠の作品を大山借景で鑑賞
額縁に切り取る“Ueda-cho”の世界
大山を正面に望むミニマル建築に、鳥取砂丘を舞台にした植田正治のモノクロ作品約 12,000 点を収蔵。
館内のフレーム窓は大山を一幅の写真に見立て、来館者自身が“被写体”になる仕掛けが随所に施されています。
◆歴史・起源:1995 年開館、谷口吉生設計で“写真を展示する写真”をコンセプトに創られた美術館。
◆見どころ:年 4 回のテーマ展で未公開ネガを焼き起こす“新作”が登場。
◆豆知識:入館チケットは植田作品のフィルム端が図柄、来場記念にフィルム風しおり化する人多数。
◆アクセス:JR 伯耆溝口駅からタクシー 7 分、米子道溝口 IC から車 5 分。
日本海と大山を一望!天空石垣の夜景聖地
“山陰の天空城”で石垣夜景ハイク
標高 90 m の湊山に築かれた連郭式城郭で、天守台石垣からは大山・中海・日本海を 360° 見渡せます。
日没後は米子市街の夜景が水面に映り“リフレクション夜景百選”にも選定、桜と石垣がライトアップされる春は特に絶景。
◆歴史・起源:1601 年築城、関ヶ原後に中村一忠が五重天守を上げたが江戸末期に焼失。
◆見どころ:石垣に残る“クジラ石”の伝説や地下井戸跡など遺構マニア必見。
◆豆知識:山頂ベンチに USB 充電ポート設置、夜景撮影のバッテリー難民を救済中。
◆アクセス:JR 米子駅から徒歩 20 分、登城口に無料杖スタンドあり。
桜 4,000 本!倉吉のシンボル小富士を彩る名園
小富士山麓を染める花吹雪ステージ
標高 204 m の打吹山北麓に広がる回遊式公園で、3 月末から 4,000 本のソメイヨシノが一斉開花し“西の吉野”と讃えられます。
初夏はツツジ、秋は紅葉、冬はロウバイと四季の花木が途切れず、眼下に白壁土蔵群を望むビューポイントも完備。
◆歴史・起源:1904 年開園、近代日本庭園の権威・田中泰阿弥が設計補修に携わりました。
◆見どころ:桜まつり期間の提灯 1,000 個が夜の花トンネルを演出。
◆豆知識:園内動物舎にいるインドクジャクは“花見シーズンに羽を広げがち”で毎年 SNS バズ。
◆アクセス:JR 倉吉駅からバス 15 分「赤瓦・白壁土蔵」徒歩 5 分。
入館無料!松葉ガニを手に取れる体験水族館
ハサミの“チョキ音”が BGM
水槽越しでなく直接タッチプールに松葉ガニが入る国内唯一の施設で、甲羅計測や脱皮殻展示など“カニ博士”になれるコーナーが満載。
目玉はガラス張り巨大水槽のシロザメと紅ズワイガニの同居展示、子どもより大人が夢中になる迫力です。
◆歴史・起源:2011 年開館、鳥取県漁協が“カニ文化伝道”を目的に整備したミニ水族館。
◆見どころ:1 日 4 回の餌やりタイムでカニが空中を“ムーンウォーク”して群がる姿。
◆豆知識:館内 gacha のカニマグネットは 100 種超え、コンプ勢が出待ちする日も。
◆アクセス:JR 鳥取駅からバス 15 分「賀露港口」徒歩 3 分、鳥取 IC から車 10 分。
開山 1,300 年!大山信仰の総本山と紅葉回廊
山岳信仰が息づく霊峰の拠点
奈良時代 718 年開創、山岳仏教の拠点として僧兵 3,000 を数えた名刹で、国重文の阿弥陀堂は夜間ライトアップが幽玄。
参道の石畳 700 m はモミジ 1,000 本が覆い、10 月下旬には赤い天蓋に包まれる“紅葉回廊”となります。
◆歴史・起源:平安期に比叡山延暦寺の直轄となり“大山密教”を形成、明治の廃仏毀釈で一部荒廃も近年再興。
◆見どころ:雪灯篭が並ぶ 2 月の“雪参道”は凛とした白銀世界の密教行事。
◆豆知識:門前で売る焼き餅「大山まんじゅう」は 2 個で標高レベル 1m 登頂カロリーと言われる。
◆アクセス:大山寺バス停から徒歩 10 分、米子道大山スマート IC から車 15 分。
読んで字のごとく!宝くじ祈願が絶えない社
“銭の雨”が降る最強金運スポット
地名“金持(かもち)”に由来し、天之常立神を祀る全国唯一の社。境内の“銭洗い池”で硬貨を清めると資産が倍々になると噂です。
宝くじ高額当選を報告する絵馬が随神門を埋め尽くし、授与所の黄色い福銭袋は月 3 万袋売れるほど人気。
◆歴史・起源:平安期創建、戦国期に日野往来の物流守護として金運の神格が確立。
◆見どころ:毎年 4/29 の“金持神社春季大祭”では金箔餅まきが行われ境内がゴールドシャワー。
◆豆知識:社務所のガチャ“金の延べ棒消しゴム”は当たりで本物 1 g を進呈。
◆アクセス:JR 根雨駅から車 10 分、江府 IC から県道 35 号経由 15 分。
洞門くぐる 40 分!リアス断崖クルーズ
エメラルド海を切り裂くスプラッシュ旅
20 m 級の洞門や花崗岩の柱状節理を船先 3 m で鑑賞、鏡のような透明海に船影が浮かぶ 40 分の絶景コース。
波が穏やかな日は“青の洞窟”内部でエンジン停止、コバルト光が船底を照らす神秘体験が待っています。
◆歴史・起源:1962 年運航開始、年間 12 万人が乗船する山陰海岸ジオパークの看板アクティビティ。
◆見どころ:夏季限定のサンセット便では千貫松島を“燃える灯台”に変える水平線落日を拝めます。
◆豆知識:船長の天気予報は“洞門の潮鳴り”で 80 % 的中、テレビより正確と地元漁師絶賛。
◆アクセス:JR 岩美駅からバス 7 分「浦富観光」下車、鳥取砂丘から車 15 分。
日本最大の池で夕陽カヤック&野鳥観察
汽水のラグーンで“池海”クルーズ
周囲 18 km、国内最大の池・湖山池は汽水域特有の生態系を育み、ヨシ原カヤックでカイツブリやカワセミを至近で観察できます。
夕暮れには鳥取砂丘に沈む夕陽が水面に道を作り、パドルを止めると 360°サンセットが広がる“鏡の間”となります。
◆歴史・起源:縄文期は入江、砂丘発達で閉塞し汽水ラグーンへ。湖底からは弥生土器も出土。
◆見どころ:秋の渡りでマガン 3 万羽が V 字で飛来し“空の魚群”を形成。
◆豆知識:湖底には幻の“湖山龍”伝説、夜にボート底を叩くのはナマズではなく龍の尾という噂。
◆アクセス:JR 鳥取大学前駅からレンタサイクル 15 分、鳥取空港から車 8 分。