世界遺産・名湯・絶景渓谷。富士の国のエッセンスを凝縮。
富士山と河口湖
日本一の標高を誇る霊峰と、湖面に逆さ富士を映す河口湖。
四季折々の絶景と多彩なアクティビティを楽しめます。
ほったらかし温泉
甲府盆地を一望する露天風呂。夜明けの雲海や夜景が一体となった
圧倒的な開放感が魅力。“朝陽を拝む湯”として全国屈指の人気を誇ります。
御岳昇仙峡
花崗岩の断崖と透き通る渓流が織りなす日本有数の景勝地。
遊歩道やロープウェイから四季の彩りを堪能できます。
標高3,776 m、日本一の霊峰。四季折々に表情を変え、古来信仰と芸術の源泉とされる。
世界文化遺産「信仰の対象と芸術の源泉」
富士山は2013年に世界文化遺産へ登録され、構成資産は25件に及びます。北口本宮冨士浅間神社や忍野八海など周辺の名所と合わせて巡れば、火山がもたらした自然と祈りの歴史を一度に体感できます。
登山シーズン(7〜9月)は吉田・須走・御殿場・富士宮の4ルートが開放され、山小屋で休憩しながらご来光を拝むのが定番です。頂で飲む味噌汁は薄味でも五臓六腑に染み渡ります。
冬季は積雪期で登山禁止ですが、逆さ富士を狙うなら河口湖や忍野、ダイヤモンド富士を狙うなら山中湖・本栖湖が好ポイント。雪化粧の優美さは“日本画の原点”と称され、多くの写真家が訪れます。
麓には富士ビジターセンターや富士山科学研究所があり、活火山としてのメカニズムや防災の取り組みを学べます。信仰・芸術・科学──三つの視点で眺めることで、富士山の奥深さがより一層味わえます。
富士五湖の観光拠点。逆さ富士・桜・紅葉・冬花火など季節の絶景がそろう。
湖面が創る“二倍の富士”
無風の朝には湖面が鏡となり、上下対称の富士山が姿を現します。特に大石公園と長崎公園の桟橋は人気撮影スポット。
春の桜・夏のラベンダー・秋の紅葉・冬の花火と四季が明確で、年間イベントも多数。河口湖ハーブフェスティバルでは、紫色のラベンダー畑と富士山のコントラストが写真映えすると評判です。
遊覧船「アンソレイユ号」や河口湖ロープウェイで空と水上の両面から眺望を楽しめます。ロープウェイ山頂には天上の鐘があり、富士山を背景に鳴らすと恋愛成就のジンクスも。
湖畔には温泉宿・美術館・カフェが集まり、夜は星空観賞ツアーも催行。周遊バスが発達しているので車なしでも丸一日楽しめる万能リゾートです。
富士五湖最大の湖面。白鳥ボートとSUPで楽しむ高原リゾート、ダイヤモンド富士の聖地。
高原スポーツ&白鳥の湖
標高約980mのさわやかな気候を活かし、夏はヨット・ウィンドサーフィン・SUPが大人気。湖畔にはサイクリングロードが整備され、一周13kmはレンタサイクルで約1時間半です。
冬はワカサギ穴釣りと“逆さダイヤモンド富士”が目玉。2月と10月の一部期間、日の出・日の入り時に太陽が富士山頂と重なり、湖面にも光が映る二重ダイヤが見られます。
花の都公園では四季の花畑と富士山を一枚に収められ、夏の夜はレーザー&花火ショーを開催。ペット可施設も多く、愛犬連れ旅行先としても人気急上昇中。
湖畔グルメは新名物「しらす丼」と山梨ワインのマリアージュが話題。周辺の温泉施設で汗を流し、澄んだ星空で一日を締めくくるのが鉄板コースです。
富士の伏流水が湧く八つの清池。底まで映す透明度と茅葺の里景観が国名勝・天然記念物。
湧水に宿る“富士の命”
忍野八海の水は富士山に降った雪解け水が溶岩層を約20年かけてろ過され湧出したもの。澄み切ったコバルトブルーの湧池では水深8mの底石まで鮮明に見え、カメラを構えると水と空の境界が消えます。
各池ごとに「底抜池」「出口池」など名と伝説があり、八池を巡拝すると富士登拝と同じ御利益があるとされました。八海資料館では江戸期の生活道具とともに富士講文化を学習可能。
冬の朝には水温との差で霧が発生し“かすみの里”の幻想風景に。飲泉所もあり、口当たりの柔らかい名水を持ち帰る人で賑わいます。周辺の湧水そばやヤマメ塩焼きも旅の楽しみです。
近年は和装レンタルや忍者衣装体験が登場し、茅葺民家と富士山を背景にタイムスリップ写真を撮る外国人観光客が急増中です。
五重塔×桜×富士山の完璧美景。398段の石段を登り切れば息を呑む絶景が待つ。
世界が憧れる“THE 日本”の構図
SNSで急拡散した赤い忠霊塔と富士山のワンフレームは、海外旅行サイトのトップバナー常連。桜シーズンは富士吉田市が歩行者専用規制を敷くほどの人気です。
公園は戦没者慰霊のため1963年に整備され、五重塔内部は非公開ながら外観だけで十分存在感。秋の紅葉祭り、冬の雪化粧とライトアップなど四季イベントも豊富です。
さらに早朝の雲海が出ると市街が白い海に変わり、五重塔と富士山が浮かぶ奇跡の構図に。展望デッキ横の富士見茶屋では“忠霊塔ラテ”を片手に絶景休憩も。
新倉富士浅間神社の社殿には、富士山噴火を鎮めるための御神木が祀られ、参拝後に登ると開運・厄除けの御利益が倍増すると言われます。
富士登山道吉田口の起点。樹齢千年の巨杉と勝運授かる火祭りで有名。
富士信仰の玄関口
約1000年前から修験者が集った霊域で、本殿は国重文。拝殿左右の大鳥居は高さ18m、檜皮葺の神門をくぐると冷気と杉の香りが心を引き締めます。
8/26-27「吉田の火祭り」では高さ3m超の松明が市内を練り歩き、富士山の“山じまい”を告げます。炎と太鼓の轟音が夜空に響く光景は一生モノの迫力です。
境内奥から続く吉田口登山道は、かつて白装束の富士講が列を成した信仰の道。鳥居をくぐり登山すれば、現代でも歩きながら心洗われる体験ができます。
社務所では祈祷用「富士山頂郵便ハガキ」を授与。山頂の奥宮へ持参し投函すると“天空から届く手紙”として話題です。
ギネス級絶叫マシンが集結。“FUJIYAMA” “ド・ドドンパ” “高飛車”でスリル限界突破。
富士山麓で味わう世界トップの絶叫
FUJIYAMAは総走行距離2km超、頂上からは富士山と山中湖が一望。ド・ドドンパは1.56秒で時速180kmに達し、体感GはF1マシン並み。
子ども向けの「トーマスランド」、アニメ「NARUTO×BORUTO富忍忍里」などコンテンツも充実し、家族全員が楽しめます。
夏は園内にミストを散布、冬はスケートリンクとイルミで季節演出。入園無料なので絶景カフェ利用だけの”ゆる富士急”もOKです。
併設ホテル「ハイランドリゾート」「ふじやま温泉」の湯上がり休憩で絶叫疲れを癒やし、翌朝は新作コースターの先頭列を狙うのが通の攻略法です。
花崗岩の断崖と仙娥滝が織り成す日本屈指の渓谷美。紅葉・新緑・氷瀑と四季のドラマ。
奇岩のギャラリーを歩く
覚円峰・羅漢寺岩・天狗岩などユニークな名前の巨岩が連続し、渓流沿い4kmのハイキングはまるで天然美術館。仙娥滝付近ではマイナスイオン量都内の30倍!
ロープウェイ山頂のパノラマ台からは富士山・南アルプス・八ヶ岳を一望。恋人の聖地に認定され、ハート型南京錠を掛けるカップルが急増中です。
水晶の産地としても有名で、路面店では天然石をその場で研磨してくれるサービスも。夜は星空ツアーが開催され、天の川とライトアップされた峡谷を同時に楽しめます。
ほうとう・鹿カツなど峡谷グルメの名店が点在するため、ハイキング→渓谷カフェ→水晶ショッピングと1日満喫のゴールデンルートが完成します。
七ツ釜五段の滝が象徴する清流のパラダイス。森林セラピー基地で心身リセット。
エメラルド淵と白布滝の競演
エメラルドグリーンの滝壺が階段状に連なる七ツ釜五段の滝は必見。10月下旬の紅葉ピークはハイカーの歓声が渓谷に響きます。
周回トレイルは吊り橋と渓谷沿い木道がスリル満点。初心者は時計回りで滝を下から仰ぐルートがオススメ。
奥秩父のブナ林はフィトンチッド濃度が高く、歩くほどに森林浴効果で脳がリラックス。下山後は道の駅みとみで名物“手打ちそば”と“いのぶたコロッケ”を。
夏限定で渓谷シャワークライミングツアーも開催され、滝壺へダイブするアクティブ派にも人気を博しています。
富士山・甲府盆地・星空…すべて湯船ビュー。夜明け前営業で“日の出ハンター”御用達。
「こっち」と「あっち」の二大露天
眼前に甲府盆地の夜景が広がる「こっちの湯」と、富士山から昇る朝日を浴びる「あっちの湯」。両方ハシゴしても追加200円という太っ腹価格です。
源泉は美肌効果のアルカリ性単純泉。夜明け前の外気温は5℃でも湯に浸かれば天国。湯上がりは“温玉あげ”とあんこ入り“温玉ソフト”を頬張るのが定番。
施設は最小限。貴重品BOXなし、休憩所はベンチのみ。だがそれが良い。まさに“湯以外ほったらかし”という潔さにリピーター続出。
同じ高台にはフルーツ公園や星降るキャンプサイトが隣接し、温泉→BBQ→天体観測という贅沢コースも手軽に実現します。
桃源郷に湧く県内最大の湯町。ワイン風呂・花火・足湯で1年中ほっこり。
地元ワインと桃花の香りに包まれる湯
旅館街の地下から毎分5,000L湧く豊富な湯は、無色透明で肌がツルンと仕上がる美人の湯。宿によっては甲州ワインを浴槽に注ぐ贅沢な“ワイン風呂”も楽しめます。
4月上旬は一面ピンクの桃畑、夏夜は笛吹川花火、秋はぶどう狩り、冬は足湯イルミと年間イベントが目白押し。駅前足湯は24時間無料で旅人の憩いの場です。
酒蔵・ワイナリーが徒歩圏に点在し、試飲後そのまま宿に戻れる“酔わない動線”を実現。ほうとう・鳥もつ煮など郷土グルメも充実し、胃袋までぽかぽかに。
新宿から特急で約90分。東京ドーム5杯分の地下水に浸かる感覚を味わい尽くしてみてください。
ギネス認定・世界最古の宿(創業705年)。南アルプス麓の源泉かけ流し秘湯。
1300年湧き続ける名湯と武田信玄の逸話
4本の自家源泉は毎分2,000L超。“加水・加温・循環なし”の湯船に浸かれば、奈良時代から続く湯の恵みを独占できます。
武田信玄が川中島合戦の傷兵を療養させた記録が残り、徳川家康も入湯したと伝わる歴史ロマン。
客室は全室渓流ビュー。夕餉は岩魚とジビエを囲炉裏焼きで提供し、薪の香りと渓谷のせせらぎが五感を満たします。
宿までの道は峡谷のワインディングロードですが、送迎バスを使えば安心。携帯圏外の静寂で“デジタルデトックス”をどうぞ。
躑躅ヶ崎館跡に鎮座。武田信玄公を祀る勝運パワースポット、桜名所としても人気。
風林火山の御旗が今も揺れる
1919年創建。武田24将の家紋が並ぶ参道灯籠が歴史好きの心を掴みます。宝物殿には川中島合戦図屏風や金箔押し兜など貴重な甲冑が展示。
春は約2,000本のソメイヨシノが咲き誇り、武田氏の赤備え甲冑を模した夜桜ライトアップが荘厳。夏は風鈴祭り、秋は武田祭とイベント豊富です。
御朱印は「勝運守護」の金字入りが人気。社務所隣のカフェでは“信玄プリン”と武田菱を模した最中が味わえ、歴史散策の休憩に最適。
JR甲府駅からバス10分とアクセス至便。城跡石垣や堀を歩けば、甲斐の虎の息遣いを感じられます。
駅徒歩3分の石垣城。天守台から甲府盆地と富士山を一望でき、桜・夜景スポットとしても◎。
石垣が物語る城下町の盛衰
築城は豊臣家臣・浅野長政。大坂の陣後に天守が焼失したため“天守台だけの城”となりましたが、その石垣は当時最先端の野面積み+切石積みミックス。
春は500本の桜が石垣を彩り、秋は甲府えびす講祭りで武者行列が練り歩きます。夜間は石垣ライトアップで浮かぶ“天空の石壁”がフォトジェニック。
公園内資料館には城郭模型や出土遺物を展示。スタンプラリーや甲冑試着体験もあり、子ども連れでも楽しめます。
甲府駅前の飲み屋街“オリオンスクエア”と隣接しているため、歴史散策→甲州地鶏串焼きで乾杯という黄金コースがオススメです。
桂川に懸かる日本三奇橋。はね木構造が生むアーチと紅葉・藤の絶景が江戸から続く名勝。
支柱ゼロの空中木橋
四段のはね木をカンチレバー式に張り出す構造は世界的にも希少。花崗岩の峡谷をまたぎ、谷底まで31m──橋脚不要で洪水でも流されず、江戸の土木技術の粋を誇ります。
4月の藤、11月の紅葉シーズンは橋と峡谷が彩られフォトジェニック。夜間ライトアップも実施され、川霧が漂うと浮世絵のような幽玄美に。
橋近くの猿橋資料館では模型と浮世絵で三奇橋の歴史を解説。甲州街道の宿場町散策と合わせると江戸旅人気分が味わえます。
JR猿橋駅から徒歩15分、駅レンタサイクルで桂川サイクリング+猿橋巡りのプチ旅もオススメです。
武田信玄公の菩提寺。国名勝庭園と三門の辞世句が戦国ファンを惹きつける。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」
三門の楼上に掲げられた扁額は、織田軍焼き討ちの際に住職快川紹喜が唱えた辞世句。炎に包まれながら読経を続けた僧の気迫は今も語り継がれます。
本堂裏の夢窓疎石作庭庭園は枯山水と池泉のハイブリッド。紅葉映える水面に放たれる鯉の影が禅の無常を映し出します。
信玄公墓所に手を合わせた後は、寺内茶処で“信玄公も愛したと伝わる味噌団子”を賞味。周辺には勝沼ワイナリーも多数あり、寺社巡り&ワインツーリズムの好ロケーション。
4月12日の信玄公忌法要では太鼓と読経が境内に響き、戦国武者行列も行われるため歴史イベント好き必見です。
日蓮宗総本山。287段の菩提梯と樹齢400年のしだれ桜が圧巻、ロープウェイで山頂絶景も。
“南無妙法蓮華経”と山岳信仰の交差点
菩提梯を登ると本堂・祖師堂・三門が荘厳に並び、毎朝5時半の読経「御来光の勤行」は誰でも参加可能。法螺貝と太鼓が鳴り響く堂内で心洗われます。
枝垂れ桜は日蓮聖人の高弟が植えたと伝わる“久遠の桜”。夜間ライトアップでは浮遊する花雲のよう。
山頂奥之院へはロープウェイ7分。南アルプスと富士山が望める展望台は“百名山パノラマ”。季節限定で雲海も。
門前町では精進料理“ゆば丼”と銘菓“みのぶまんじゅう”が名物。参拝後の温泉「下部温泉」まで足を延ばす巡礼者も多いです。
武田信玄が建立した巨大本堂と“真っ暗戒壇巡り”で知られる浄土宗の古刹。
関東屈指の木造大伽藍
本堂は国重文、幅44m・奥行53m・高さ27mで木造建築としては東日本最大級。“寄棟造り大杮葺き”の屋根を見上げるとスケール感に圧倒されます。
戒壇巡りは真の闇を進み、錠前に触れると極楽往生が約束されると信じられています。足元も見えない暗闇で自我がリセットされるスピリチュアル体験。
6年に一度の御開帳では、本尊御身代わりの前立本尊が一般公開され、百万遍大念珠回しの法要で境内が熱気に包まれます。
敷地内の善光寺温泉は肌当たり滑らかな弱アルカリ泉。参拝前後に湯に浸れば、身も心もととのう“ワンストップ極楽”スポットです。
茅葺民家20棟のオープンエア博物館。富士山麓の原風景と伝統体験に癒やされる。
昭和の農村文化を五感で体験
手すき和紙・草木染・甲州印伝など15種以上の工房が軒を連ね、職人直伝でマイ土産作りが可能。ほうとう手打ち体験は子どもに人気です。
集落背後の富士ビューデッキは、“茅葺越し富士”という珍しい構図。雪化粧の朝はほぼ独占状態で撮影できます。
施設の売店では山梨限定“富士桜ポークまん”やよもぎ団子を販売。囲炉裏席で頬張れば心まで昔にタイムスリップ。
1966年災害の教訓を伝える防災資料館も併設し、自然と共生する里の知恵を学べます。
一竹辻が花の幻想世界。富士山を望む庭園とオリエンタルモダンの建築が調和。
染色で描く“光響”の宇宙
久保田一竹が50年を費やし完成させた着物連作《光響》シリーズは、富士山と宇宙をテーマにした大作。全長60mの展示空間でグラデーションが物語を紡ぎます。
本館はアールデコ×日本建築の融合。ラピスラズリの柱・ヒマラヤ杉の梁など世界各地の素材を使用し、館自体が芸術作品。
庭園の龍門滝と水琴窟の響きが五感を刺激。カフェ“イチ竹庵”で抹茶と和菓子をいただけば、心が染め上げられるような余韻が残ります。
季節替わりで展示替えがあり、リピーターは“春霞の光響”“秋霧の光響”と名付けて色移ろいを楽しむのだとか。
ミレー「種をまく人」とバルビゾン派の殿堂。公園散策とセットで芸術の森へ。
大地を耕す画家たちの聖地
常設室では《種をまく人》《落ち穂拾い、夏》などミレー16点を中心に展示。人と自然の共生を見つめるバルビゾン派作品が心を温めます。
企画展はポップアートから浮世絵まで幅広く、ミュージアムショップのミレーグッズは“畑を耕すトート”が大人気。
隣接の県立文学館や彫刻広場、季節の花咲く芝生広場を組み合わせ、芸術ピクニックもおすすめ。
カフェ“Art à la mode”では山梨ワインと“落ち穂ブリュレ”を提供。作品鑑賞後に味覚でもバルビゾンを追体験できます。
森の蒸溜所で爽やかなシングルモルトを学び、試飲で深緑の香りを味わう。
南アルプスの名水が生む“森香るウイスキー”
甲斐駒ヶ岳の伏流水は硬度が低く爽快な味わい。仕込み水体験コーナーで実際に飲み比べると、味覚の差に驚かされます。
ツアー後のテイスティングではハイボールだけでなく“森香る炭酸水割り”も。ナッツや燻製チーズのマリアージュで香りがさらに引き立ちます。
敷地内「バードサンクチュアリ」ではキビタキやアカゲラが飛び交い、ウイスキーと同時に“森林バードウォッチング”も可能。
工場限定のピーテッド白州ミニボトルは争奪戦必至。訪問前にオンラインでツアー予約をお忘れなく。
八ヶ岳南麓のメルヘン高原。クラフトと地ビール、季節の花々が彩る散策村。
標高1,200mの童話ワールド
自家醸造の清里ラガーを提供する「ROCK」は創業1971年。名物ベーコンカレーは1日200皿を売り上げる伝説的メニューです。
夏の「カントリーフェスタ」、冬の「八ヶ岳クリスマスタウン」とイベント尽くし。イルミ期間は英国調ガーデンが20万球で彩られます。
クラフト体験ではステンドグラス・キャンドル・ドライフラワーなど選択肢豊富。愛犬と泊まれるログコテージも完備し、リピーターは年間4回訪れるとか。
近隣の清里テラス(サンメドウズリフト)からは富士山&南アルプスの360°ビュー。高原スイーツを持ち込んで“天空ピクニック”が最高です。
フルーツ王国のテーマパーク。新日本三大夜景と果物体験がセットで楽しめる。
昼は果物狩り、夜は宝石夜景
巨大ドーム温室ではパパイヤ・ドラゴンフルーツなど珍果が実り、ワークショップでフルーツピザ作りも。
夜景は標高600mのパノラマテラスから。甲府盆地の光がワイングラスのボケ玉のように輝き、“恋人の聖地”に認定。
小型トロッコや噴水遊具で子ども大喜び、大人は売店のフルーツビネガーでリフレッシュ。
隣接のフルーツ温泉“ぷくぷく”は露天から夜景を望む絶景風呂。昼夜合わせて“果物×湯×光”の贅沢トリプル体験が叶います。
勝沼産ワイン200種を地下カーブで飲み比べ。天空露天風呂と葡萄畑ビューで酔いしれる。
試飲アイコン“タートヴァン”が鍵
1,500円で購入するタートヴァン(銀杯)が試飲パス。ワイン樽を回る度、好きに注いで味と香りをジャッジできます。
丘上の天空の湯はワイン色に染まる盆地夕景が絶景。湯上がりに勝沼ぶどうソフトを頬張れば口中が芳醇ブーケ。
秋の収穫祭はワイン樽踏み体験や甲州ワインビーフBBQで大盛況。ソムリエ講座も開催され、初心者でもワイン通へステップアップ。
宿泊客限定の星空ワインバーでは、グラス片手に流星群観賞が叶い“非日常ロマン”満点です。
きな粉香る甘い工場見学。詰め放題&限定生プリンで大人も童心に。
秒で完売する"詰め放題"に挑戦
開店30分前から整理券配布。平均詰め数は13個ですが、達人は20個以上をバッグイン。袋を破らず閉じれば勝者です。
工場ラインでは職人技の風呂敷包みをガラス越しに観察。1分間に120個包む早業に拍手。
テーマパーク限定“信玄プリン極”はとろとろ黒蜜ソース入り。リピーターが箱買いして帰る隠れ名物。
廃棄ゼロを目指し、割れ菓子や規格外商品を格安販売するエコ活動も学べ、社会見学としても◎。
自動演奏楽器とヨーロピアン庭園のファンタジー空間。富士山×バラ園が絵画のよう。
アンティークオルゴールが奏でる時空旅行
世界最大級ダンスオルガン“フェアグラウンドオルガン”は音量110dB、全身に響く生演奏で観客を圧倒。
5〜6月のローズガーデンフェアでは720品種の香りが漂い、SNSで“富士山を背負うバラ姫”写真がバズります。
プリンセス体験は貸衣装300着、写真館でプロ撮影まで完備。新郎新婦の前撮りスポットとしても人気です。
併設レストランの“オルゴールパフェ”はスプーンを入れると音を奏でる仕掛け付き。食べ終わるまでメロディが途切れないよう慎重に味わってください。
手裏剣道場・からくり屋敷・忍者ショー!富士山を望む忍者テーマビレッジ。
五感で修行、“拙者も今日から忍者”
手裏剣・吹き矢・刀抜き打ち…体験後は忍者認定書がもらえ、子どもも大人も達成感MAX。
ショーでは本格殺陣とプロジェクションマッピングが融合。火遁の術の炎が観客席まで熱を伝え、臨場感抜群です。
からくり屋敷は隠し扉や回転壁満載で出口まで5分〜20分と難易度変動。外国人の謎解き人気が上昇中。
レストラン“桔梗亭”の黒忍者カレーはイカスミで真っ黒。食後の舌も忍者に早変わり!?
花と幸せのテーマビレッジ。スイス風街並みと2,000種のバラ園が広がる。
八ヶ岳をアルプスに見立てた花の童話村
バラ祭りは日本最大級の品種数を誇り、香りのアーチをくぐれば物語の世界へ。冬はイルミネーションで“光の回廊”が出現します。
ハイジの干し草ベッド体験やヤギの餌やりなどメルヘン体験が盛りだくさん。
レストラン“ボルケーノ”ではアルプスチーズフォンデュとスイスワインを提供。八ヶ岳産ジャージーミルクソフトも必食です。
隣接のクララ館は温泉宿。標高1,300mの露天風呂から夜空を眺めれば、まるで“星降るアルプス”にいる気分を味わえます。